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Spotify expands into the audiobooks market by partnering with Storytel

Spotify がオーディオブックのプラットフォームを運営する Storytel と協業し、オーディオブックを強化します。

Storytel の既存ユーザーはそのアカウントで Spotify のアプリ内でも自分のオーディオブックにアクセスできるようになります。

このパートナーシップは Spotify の OAP (Open Access Platform) の最初の試みとなり、クリエイターが作品をより広くリーチさせることができることを目的としています。

Spotify はプレスイベントの中で、今年の早いうちに Podcast の有料サブスクリプションの Spotify HiFi や、他の新機能の追加を予定していることを発表しました。

OAP によって、ユーザーが Spotify 上でコンテンツを視聴することになり、出版元やクリエイターが既存のサブスクリプション加入者にコンテンツをリーチさせることができるようになります。

この技術によって、クリエイターや出版元の既存のログインシステムを用い、リスナーとの関係を直接コントロールすることができます。

例えば、有料 Podcast であれば既存サブスクユーザーに配信するシステムを用いることができますが、Storytel のケースでは Podcast ではなくオーディオブックの提供となっています。

「私たちはみんなに素晴らしい物語を届けたい、そして今、Storytel では25の地域で500,000のオーディオブックを提供しています」と Storytel の創業者・CEO の Jonas Tellander は話しています。

Spotify とのパートナーシップにより、素晴らしいオーディオブックの体験を提供することができ、リスナーとの関係構築もしやすくなります。

また、Spotify を使っている、まだオーディオブックを体験したことのないユーザーにリーチする好機となるだろうということです。

ロイターによると、Storytel のサブスクユーザーは160万人である一方、Spotify は3億5600万人のユーザーを抱え、178の地域に1億5800万人のサブスクユーザーがいます。

このパートナーシップは2021年末に実行される予定で、Storytel のユーザーはそのアカウントで Spotify での視聴が可能となります。

また Spotify はこの話より前にセレブたちが読み上げるオーディオブックのコンテンツを増やしていました。

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