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自転車屋(自分用メモ)

このままでは将来の自分がいたたまれない(将来に希望が持てなくなりそう)ということで、何件か、立ち寄ったことのある自転車屋の方にお話を伺ってみました。
伺った話から考えたことなどを自分用のメモとして書いておこうと思います。

①資格は必要か
自転車には、自転車安全整備士と自転車組立技士という業界資格(国家資格ではありません)があります。
結論から言うと、大手の一般車を取り扱いたいのであれば、あった方が良い資格ではありますが、「スポーツ車だけ」を取り扱うのであれば、取得していなくても困ることは少ないようです。
どちらの資格も受験の条件に「2年間以上の実務経験」が含まれているため、私が取得を狙うには、かなり努力が必要です。

②アルバイト等の経験は必要か
結論的には「必要」になりそうです。
そもそも、実際にやってみないことには自分が本当にやりたい仕事か分からないためです。もちろん、自転車安全整備士と自転車組立技士を取得するのであれば必須の条件になっているため、アルバイト経験を積むことは必要です。ですが、それ以上に、実際に経験してみて、自分が本当にやりたい仕事かどうか知るために、アルバイトをした方が良いです。

③どんな店を開きたいか
ここが、一番重要なところになると思います。どんな店を開きたいかどうかで、資格が必要かどうかも異なってくるため、ここが固まることで自ずと必要な内容が定まってきます。また、メーカー様との付き合いも、「広く浅く」にするのか「狭く深く」にするかも考える必要があります。私は「狭く深く」で良いのではないかと思っています。
しかし、現在の状況を鑑みるに、私は逆から考えた方がよさそうです。というのも、全く関係の無い業界の会社員として勤めながら、将来的に早期退職や年金(ベーシックインカムの制度が実装されたら、そのタイミング)を生活の当てにしつつ自転車屋に転向出来る準備をしたいと考えています。そのため、資格の取得のためにアルバイトを積むことは少々難しいです。週に1日でOKなアルバイトなら何とかこなせる気がしますが、週に3日以上必要などの条件になってしまうと、会社とアルバイト以外の時間が無くなってしまいます。
将来の目標のためとはいえ、今の時点では私の望む生活ではありません、
そこから逆に考えていくと、大手メーカーとの取引を減らしつつ開ける形態の店を考える必要があります。

「なんちゃってスポーツの自転車屋」
車でSUVのジャンルが出てきたとき、「なんちゃってクロカン」と言われ、車の評論家からは散々たたかれていました、しかし、今はSUVが無ければメーカーが成り立たなくなるような人気になっています。私が目指すのは、そのような自転車屋になるかと思います。
私にとっては、自転車は「初めて手に入れた自由」でした。自転車に乗っているときは誰とでも仲良くならそうな気がしますし、実際に仲良くしていました。そんな自由を、色々な人に味わって欲しい。それなら、なんちゃってスポーツでも楽しめますし何より値段が手頃なのでハードルが低いです。私が「初めて手に入れた自由」も、なんちゃってスポーツでした。そして、子供達にもそんな自由を安全に味わってもらいたいです。なので、子供サイズの自転車は必須になります。なんなら、安全講習やパンク講習をやっても面白いかもしれません。

私の好きなメーカーにARAYAとTOKYO BIKEがあります。どちらも大手のメーカーではないので恐らく、資格が無くても困ることは無いでしょう。また、ラインナップでは、ARAYAは日常スポーツ+αの範囲をカバーでき、TOKYO BIKEは本当に日常使いの範囲をカバーできます。問題があるとすれば、供給の方で在庫が無いという事態が発生する可能性があります。
そこを埋めるためと言えば怒られますが、、、日常使いからレジャーまでカバーできそうなRITEWAYなどとの取引が可能であれば何とか、自転車屋としての形は作ることが出来るのではないかと思います。
また、開業資金も問題になってきますが、変な話、登記さえしてしまえば自転車屋としての形は成り立ちます。それよりも、工具などを揃え、少しずつ、腕を磨いていく必要があります。「なんちゃってスポーツの自転車屋」であっても、部品は本格スポーツと互換性がある(正確には本格スポーツ車に着けるような部品に取り換えることも可能)なので、せっかく来てくれたお客さんを足蹴にするわけにもいきません。対応できるスキルを磨いていく必要があります。また、一般車の取り扱いについては、近くで一般車を扱っている自転車屋と懇意にすることでお客さんを紹介したり、仕入れを代わってもらうことも可能ではないかと妄想しています。
話を伺うまで、特にスポーツ車にしか使わないような専用工具の購入をかなり避けてきましたが、収入の状況なども鑑みつつ、開業できる程度まで少しずつ増やしていこうと思っています。

メモのため、と思い書いていましたが結構長くなりました。

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