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7月30日のおはようございます

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7月30日のおはようございます。
蒸し暑いですね!皆さまご自愛くださいませ。

昨日は前の晩に珍しく夜更かしをして、寝不足でした。
寝不足の原因は本を読んでいたからです。
本を読むために夜更かしをしたのは久しぶりです。

読んでいたのはこちらです。
https://www.shinchosha.co.jp/book/202423/

ブック・オブ・ダストI 美しき野生〔上〕〔下〕
フィリップ・プルマン/著

「ライラの冒険」シリーズの続編です。
ストーリーはライラの冒険よりも前の時間、ライラが赤ん坊の時のお話です。
ライラの冒険は映画にもなりましたし、ご存知の方も多いでしょう。
(ご存じない方はこちらを https://bit.ly/374Hfo2 )

ライラの冒険三部作を読んだのは、もう二十年ほど前になります。
分厚い第一巻を一気読みした覚えがあります。
(その時もたぶん夜更かしをしたのです( ´艸`)

主人公のライラが、いわゆる「いい子」ではなく、嘘や悪戯のやり放題、気性が激しく、情熱的で、ピュア。すっかり魅了されました。
現実世界でこんな感じの子どもと、大人の立場で付き合っていくのは骨が折れそうです。
人間対人間として付き合うなら、きっと楽しいでしょう。
物語の中の大人たちも、ライラを子どもとして扱う大人と、ライラを人間として扱う大人に分かれていたように思います。(白クマや魔女なども)

作者はこの物語を、子どもだけに向けて書いたのではないでしょう。
ライラのような人、ライラのような人と友達になる人に向けて書かれたのだろうと思います。
大人としての自分でもなく、子どもとしての自分でもなく、もしかすると人間としての自分でもなく、「私」としての自分で読むと、最も楽しめるように思います。

一昨日に読んだ続編は、ライラの冒険よりも暗く、苦しい世界でした。
ライラの冒険にも、暗い場面、苦しい場面、危険な場面はたくさんありましたが、神秘的な気配とわくわく感がありました。
続編の、特に下巻は、暗く、苦しく、重たく、禍々しい世界です。
(こんなものを夜に読んで、この馬鹿者がと自分を叱りながら読んでおりました( ´艸`)

ライラの冒険三部作が描かれた時と、この続編が書かれた時に、私たちの世界がどうだったか。両方を読んで、思い返してみてください。ファンタジーは、現実世界を理解するヒントを与えてくれます。
ライラの冒険三部作を未読の方は、そちらを先にお読みになる事を強くおすすめします。

読書で夜更かしをしたお話と、おすすめのお話でした。
おかかとこんぶが読んでいるのは、何でしょう。
明るい表情をしていながら、実はダークファンタジーかもしれません。

今日も素敵な一日をお過ごしください。

今日の音楽はこちらです。
ドリーブ: バレエ音楽「シルヴィア」:バッカスの行進

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