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day5 ー スマホを使った心理学研究

Abdullah, S. et al. (2016). Cognitive rhythms: Unobtrusive and continuous sensing of alertness using a mobile phone. In Proceedings of the 2016 ACM International Joint Conference on Pervasive and Ubiquitous Computing (pp. 178-189). ACM.

スマホを使って日常的ストレスの測定

方法

大学生20人に、1日4回EMA(brief ecological momentary assessment)というストレスに関連した質問紙と、PVT(Psychomotor Vigilance Task)という認知課題をやってもらう。40日分のデータを分析

結果

タスクパフォーマンスは深夜にワースト、12時にトップとなった。
参加者を夜型と朝型に分類すると、有意にパフォーマンス差が見られた。朝型は6:00~12:00が比較的良く、夜型は18:00~00:00が良い。
サマータイムの影響について、夜型がよりパフォーマンス低下する。

所感

何となく経験則で感じていたパフォーマンスの日内変動について、非常に上手くまとめている。朝型、夜型分けての考察も良い。後は食事のタイミングを絡めることで個人差も出せそう。
HRVで同じ計測したらそこそこの予測精度ありそう。

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