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大西良幸氏の仮面ブロガーズはなんで匿名なの?匿名は叩き放題ではない件

この度、私がブログを始めたきっかけの教材「仮面ブロガーズ」が大幅にリニューアルすることになりました!

そして私のブログやサポート生への思いや対応、あと便利に使えるデザインスキルとかもろもろも相まって、正式に公式サポーターとして活動していくことになりました。

これからブログの楽しさを分かち合ったり、収益化のお手伝いができるように頑張っていく所存です。

そんなサポーターになる決意表明的な記事はまた別で書くとして。

たまに仮面ブロガーズの受講生からも「顔出しでしないんですか?」と聞かれるので、なぜ私が匿名でブログをやってるかをお話しようと思います。

特に女性は顔出し本名の危険性も含めて、ぜひお伝えしたい。

ちなみに私自身は将来「顔出し・本名」でブログやサイトを立ち上げるつもりでいます。

でもそれはケースバイケースで使い分けるべきだと考えています。

その理由もお話していきますね。

ちなみにトップ画像は私ではありません。念のため。

なぜ私は大西良幸氏の仮面ブロガーズに入って匿名でブログを運営しているのか

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率直に言って、自分の「作文的なもの」がリアルの知り合いに読まれたら恥ずかしくないですか?

それが仕事上のお付き合いの人ならなおさら。

私はフリーランスでデザイナーをやっていますが、一部のクライアントにこういうブログがバレたら「投資とかブログやってんの!?」といろいろ茶化されて面倒くさいなーという人たちがいます。

また、別のクライアントでは「趣味でそれだけ文章書いたりWebのことできるなら協力して(タダでやって)よ」と言いそうな人もいます。

要するに今の発信内容は、リアル知り合いに知られてデメリットしかないんです。

でも逆に匿名なら、私のことを知らない人たちにフラットな状態で私の本音が届けられます。

リアルの知り合いに見られたら、という不必要なフィルターを通さず、純度の高い思いが届けられるんです。

特に女性は最初は匿名ブロガーから始めるのが無難

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もしかして私をネカマと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、残念ながら本当に女性です。

ネット上でのいざこざに性差は関係ないですが、住所や本名がわかっていれば話は別です。

相手が男性なら特に、女性は弱い立場になります。体格・筋力の面から物理的に不利なのは明白。そして私はそれをくつがえすほど筋トレして己を鍛える根性もありません。

私も実際にブログを介して知り合った人に過度な粘着をされて消耗したことがありますが、住んでいる地域が比較的近かったので、詳細な住所がわかっていれば自宅に直接来られていた危険性もありました。

しかし本名も顔も明かしていないので、そこまではいかず、ネット上の対処のみでなんとかしのげています。

(ちなみにこの件に私の落ち度は一切ありません。天災レベルで不運でした・・・。)

私の場合、文章での発信のみで粘着されるというちょっと特殊なケースですが、見目麗しい女性が顔出し本名で活動されていたら、男性から不本意なコンタクトを取ってこられることが格段に増えると思います。

だからYouTubeで活動しているかわいこちゃんたちは大丈夫かしら・・・と引きこもりおばさんな私はハラハラしながら見ているんです。

(かといってかわいこちゃんたちが見れなくなるのも困るんだけど)

もちろん、彼女らには独自の自衛手段があるのだと思いますが。

でもネットなどの仕組みに疎い一般女性は匿名から始めて損はありません。

顔出ししたい人も、匿名で慣れてから顔出しのさじ加減を測っていったらいいかと思います。

ちなみに“匿名→顔出し本名”はできますが、逆は無理です。デジタルタトゥーめっちゃ残ってるからw

そういう意味でも普通の人は匿名からのスタートがおすすめです。

仮面ブロガーズの匿名ブロガーは叩き放題ではない!コンプライアンス大事!

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“匿名=誹謗中傷し放題”と捉える方も多いかも知れませんが、全くそんな事ありません。

サーバー・ドメインを契約をしてブログ運営している以上、しっかり個人はサーバー会社に特定されています。

そして私もたまにサーバー経由で削除依頼も来たりします。

(大体、法的に間違ってないことを文章で伝え、少し修正して終わることが多いです)

ツイッターでも最近では誹謗中傷により弁護士からの情報開示請求がされてアカウントを削除する、ということも珍しくなくなってきました。

事実に対しての批判や意見は議論として問題ありません。

しかし個人を攻撃するような誹謗中傷や脅迫などは訴訟に発展する恐れがある、自分にとっても危険な行為です。

そのため、仮面ブロガーズでは「個人を特定して詐欺と断じる」や「身体的特徴へのネガティブな言及」など絶対にしないように大西氏は口酸っぱく伝えています。

(逮捕された、刑が確定した件については事実なので書きます。)

それは人として当然ですよね。

匿名だから何してもOK!ではなく、ネットに不慣れな人でもトラブルに巻き込まれないよう、自衛のための匿名なんです。

顔出し・本名出しで活動することのリスク

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顔出し・本名でブログ運営している人といえば、イケダハヤト(池田勇人)氏やはあちゅう(伊藤春香)氏が私は真っ先に思い浮かびます。

そしてイケダハヤト氏は自宅への道順をYouTubeでアップされたり、はあちゅう氏はお子さんの動画を虐待と思われて通報されたり、お二人ともアンチと戦っていたりとなかなか大変そうだな・・・と個人的に思っています。

匿名でも炎上やアンチが生まれたりというリスクはありますが、自宅を特定されたり通報されて家に警察が来たりということはありません。

こちらの動画でははあちゅう氏がアンチの女性と直接話す様子が収録されています。

やはりアンチと対するということは大変そうです・・・。

顔出し・本名の方が、明らかに嫌がらせがエスカレートします。

「顔出しでやってるのはそんなリスクも覚悟しているからだ!」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、大抵の一般人には許容できるリスクではありません。

ことさら私はネット上での粘着でも消耗するので絶対に無理です。

自分に非があってのリスクなら仕方のない部分もありますが、先述した私のように自分に落ち度のないことでの粘着の可能性もあります。

これはコントロールができないので、これに備えるには最初から個人を特定されない情報を出さない、匿名で活動することしか自衛の方法がありません。

匿名で活動している人より、顔出し本名の方が信頼できるという方も確かにいらっしゃいます。

しかし私の場合、それ以上に「匿名でも発信内容から人柄が信用できる」とおっしゃってくださる方のほうが多いので匿名での活動に不自由は感じていません。

そして顔出しでも「詐欺まがいだ!」と言われている方も大勢いるのも事実です。

匿名かそうでないかより、日頃の発信内容・スタンス・誠実さの方がよっぽど大事だと私は思っています。

仮面ブロガーズから顔出しブロガーになる時

ちなみに大西良幸氏も顔出しですが、特に危険と思ったことはないそうです。

しかしそれは大西良幸氏に顔出しでの情報発信のノウハウがあるから。匿名も顔出しも両方ノウハウがあって、その上で初心者は匿名での情報発信がおすすめと伝えています。

教え子の中には匿名から顔出しにシフトされた方もいらっしゃるので、私も顔出しでの活動の際はいろいろ教えていただきながら展開していく予定です。

顔出しでの情報発信のメリット

私の場合、匿名でのブログはやめませんが、並行して顔出しの活動もしていこうと思っています。

言ってしまえば本業のデザインの方でプロモーションを真面目にやっていくということです。

B to Bではやはり実際に会って打ち合わせも必要になってくるので、顔出しの方がメリットが多くなってきます。

しかしあくまでもビジネスなので、ブログでも何でもかんでもさらけださずに、ビジネスとしてアピールできることのみを発信していきます。

ある意味ビジネスでは、仕事をきちんとしていれば細かい人となりはあんまり関係ないですからね。

「実際に大手企業の仕事をしながら10年以上フリーランスデザイナーをしてきた人」を最大限にアピールするには、顔出しが最適だと思ったからです。

仮面ブロガー(匿名ブロガー)での情報発信のメリット

私がやっているブログは、おすすめの教材を紹介したり、ブログを教えたりするものなので、また本業のデザインとは違ってきます。

「実際に大手企業の仕事をしながら10年以上フリーランスデザイナーをしてきた人」であることは二の次で、ブログ3年目の中堅ブロガーであることの方が重要なんです。

特にブログを教える方には密にメールのやり取りをするけど実際に会わない分、細かい人となりまでわかってもらった上で気持ちよくお付き合いさせていただきたいと思っているので、リアルではぶっちゃけないこともブログでは赤裸々に書いています。

そうです、顔出しのときより素の自分が出ているんです。

それに顔を出さければ容姿で判断されることもないので、素直に発信内容で勝負できるというメリットもあります。

顔出しも匿名もそれぞれにメリットがあるので使い分けるべき

ということで「なぜ仮面ブロガーズでは匿名をおすすめしているか」から私が匿名でブログをやっててよかった理由、顔出しでの情報発信も考えている理由もお伝えしてきました。

あくまでも私個人の考え方なので、これが絶対ということはありません。

ですがコネも権力もない一般人がフラットに情報発信するなら、やはり匿名からがいいんじゃないかと思っています。

前に匿名で活動する理由をくわしくまとめたnoteもあるのでよければぜひ♪


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