コンパクトにすると自由度が増えるって?
こんばんは
9坪ハウスの住人mikenekoです
前回の記事で
時間の使い方を解決する方法が
「9坪ハウスを建てる時と考え方が同じ」
と書きました
今回は当時のエピソードを交えて
なぜそう思ったのか書いていきます
私は、9坪ハウスを建てたことで
たくさんの事を勉強し
強く感じた事があります
それは、家をコンパクトにすると
自由度が増えることでした
どういう事かと言うと
新築計画の時に、ふたつの配置図を
見比べたからで
ふたつの配置図とは
52坪の土地に
27坪の家と車2台分の駐車場
9坪の家と車2台分の駐車場
の事を指しています
私は、迷うことなく
9坪の家と車2台分の駐車場の配置図を
選びましたが
その理由は
思い描いていた暮らしのイメージに
ぴったりだったからです
車が2台駐車できて
畑で野菜を作ったり、花を眺めたり
時にはバーベキューができる
イメージで
家が27坪の配置図なら
絶対条件の車2台の駐車場はあります
しかし、庭も畑もなければ
バーベキューもできない状態で
もう見た瞬間に撃沈
それに対し9坪ハウスの配置図は
絶対条件の車2台駐車だけでなく
畑と庭も作れて
バーベキューもできるのだから
絶対こっちの方が楽しいじゃん
と見てるだけでワクワクした事が
決定打になりました
でも9坪って・・・
聞いた事もない小ささだし
モデルハウスを見た事もない
これでは、いくら秘密基地が憧れでも
どうしたら快適な暮らしが叶う
間取りになるのか想像すらできません
しかし、間取りも
配置図と考え方は全く同じ事を
後に気づいたのです
小さな家の間取りは
水回りや部屋等、どこかのスペースを
コンパクトにする必要があって
そのいい例がアパートでした
アパートの浴室は広くないし
部屋も6畳や4.5畳くらいで
ダイニングはあったりなかったり
となると
水回りや部屋の広さなどを決める時は
何を優先するか?
を考える事になります
私は
老後に向けた暮らしを考えていた為
優先順位にしたら
キッチンの広さより
安全な階段の方が重要となり
それを元にした間取りを原案にして
小さくても快適な暮らしを叶える
家づくりを実現させたワケです
きっと、この考え方が
「断捨離」ですよね
コンパクトにすると、自由度が増えるとは
優先順位が低い物(こと)を
コンパクトにすれば
叶えたい夢が実現できる事で
決してガマンや諦めではありません
このエピソードが
家づくりに限った話ではなく
時間の使い方でも同じことが言えると
7年経った今、ふと思った事です
そう言えば・・・
家づくりと時間の使い方の共通点は
どちらも私自身の快適を追求すること
ですよね
※見出しの画像
撮影/有高唯之
ニッポンの新しい小屋暮らし
YADOKARI著・光文社掲載
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