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婚活市場に躍り出てみた話。

〜前回までのあらすじ〜

たきくみ(人生どん詰まり中の30代)は
「婚活とかまじムリ」とか思っていた。

結婚とかわたしの役割じゃないし、
結婚願望なんて1ミリもないし、
誰かとずっと一緒とか考えられない〜!
そもそもわたしと結婚するメリットある?
いやないだろ(反語=強調)
などと常日頃思っていた。

そんなある日、ひょんなことから
同僚にくっついて婚活パーティー的なもの
に参加することに。

たきくみ「わたし、どうなっちゃうの〜?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ただいま〜」

同僚と軽く飲み、電車で帰宅するたきくみ。

そうです、収穫ゼロです。

(いつまでこの物語調つづくの??)

いやぁ…。

疲弊して落ち武者気分で帰宅しました。(撃沈)
分かっているんですよ、わたしと結婚とか
ほんとうに、心底、考えられない。

見てるだけだったら癒し系だけど
(堂々と自分で言うあたり…)
中身まじで癒されない。

自己肯定感低いわりにプライド高くて
なんかやたらと小難しい言い回しと
ドギツイブラックジョークと
おじさんもビックリなオヤジギャグの
オンパレード!!!!!?????

いや、初対面の人にはそんなことしないけど、
好きな食べ物に恥ずかしげもなく「焼肉」
って書くやつ。

(同僚は抹茶スイーツって書いたらしい、
そういうのがほしかった※スイーツ興味ない)
本当はタコライスが一番好きだし、
焼肉よりもフィレステーキの方が好きだし、
和食よりも洋食の方が好きなんだけど
書いてもツッコミづらいかな…とか思ったり。

音楽の趣味は大学時代から更新されてないし
一番好きなのはクラシック音楽だけど
気取ってると思われたくないから書かない。
乃木坂って書きたかったけどこれも書かない。

チャレンジしたいことよりも
できることなら家で昼寝でもしていたいんだが
無気力だと思われたくなくてアレコレ書く。

「オジサン」と「夢見る乙女」
「無気力」と「好奇心」
「大衆的」と「マニアック」

の両極端な二面性の間で
揺れている、それがわたしなのです。
(ニュートラルな状態、くれ!!!!!)

婚活ってどうなんでしょうね。
結婚したい人たちが参加するわけだから
その場に何の違和感も持たないでしょうけど

わたしは終始、
「この人たちはなんで結婚したいんだろう」
と考えていました。

寂しい?世間の目?幸せになりたい?

わたしは、仕事を辞める理由が「寿」なら
「なんか仕方ないよね〜」ってなるかな、
と思ったからです。

そう、仕事の状況が嫌すぎて病みすぎて
ついに死んでもやりたくないレベルの
婚活に手を出してしまったわけです。

最近、自分をなくしてるな〜。
たぶん、婚活を続けてたらドンドン
自分を見失って最終的に大量生産型になるな。

すでに、次のプロフィールはこう書こう
って改善点を思いついているけど(負けん気)

「まぁまぁ好き」なものが一致していても
「まぁまぁ好き」レベルのカップル
にしかならないのではないかと思います。

それなら趣味のサークルとかに入った方が
確実だな、とか考えてます。
メンドーだからやらないだろうけど。

ちなみに男性陣の好きな音楽、
ヒゲダンが多かったです。
ヒゲダン一曲しか知らない…
優里も一曲しか知らない…
米津はちょっと分かるけど語れるほどではない…

同僚曰く、会場のBGMもヒゲダンで
「君の運命の人は僕じゃない」って流れてた
らしいんですけど(まったく聞いてない)
チョイス!!!!!ってなりますね。

同僚曰く、プロフィールの書き方の指導も
受けたことがあるらしく(婚活の大先輩)
男性は女性アイドル、女性は男性アイドル
を書くのは御法度です!!!!!
と言われたらしいんですけど、

なんならわたしは女性アイドルを
書いてもらった方が
まだ話についていける気がします。
(乃木坂だったら語りすぎる可能性)

なんか好きなものについて熱く語る人
っていいなって思います。

「ミスチルお好きなんですね」って言ったら
「代表曲しか聴きませんけどね」などと返して
くるような人間は苦手です。

たぶんお前よりわたしの方がミスチル詳しい。
好きな歌手欄には書かないけどな!!!!!
などと思ってしまった(張り合おうとすな)

自分がオタク気質だからか、
細部まで知ってるか、熱く語れるものしか
好きを公言しちゃいけないと思っています。

わたしの場合は、オタクだけど飽きっぽいので
公言するか迷うものだらけです。
(次に話したときにはもう熱が冷めていがち)

それにしても疲れました。
もう二度と婚活なんか行かない…。
(ちょっとトラウマになってる)

あ〜たのむ、乃木オタかクラシック音楽好きか
読書好きな、イケメン名乗り出てちょうだい。

イケメンなら無味無臭(=無趣味)でも可。

なんか、結婚してとは言わないけれど
練習相手になってほしい(何の!!??)

人付き合い、特に異性との接し方の正解が
よく分からない、お嬢様育ちのわたしです。
(そもそも人間全般への接し方が分からない)

婚活よりはパパ活の方がまだ向いているような
そんな気がしている、心折れすぎだろ???

婚活市場に躍り出てみたものの即撤退した話。
まじで何しに行ったんだ!!!???

次がもしあれば、また報告します。
現場からは以上です。
(頭に折れた矢を刺しながら…)

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