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わたしの詩集 2


わたしは時々床で眠る。
その固さと冷たさに安堵する。


あなたにもそうしてほしいくらい。
手に持ってるものすべて捨てて、ただそこに立っていて。


非常階段の踊り場に、
いつもの改札の前に、
静かな湖の上に。


そのときあなたがどんな形になっていても、
かならず見つけられる。


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