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2019年の記録


年末になって、いまのじぶんを顧みた時に、「強くなったなぁ、あとよく笑うようになったなぁ」とふと思いました。
確実にじぶんという人間が変わってきている実感があって、
この実感をなかったことにはしたくなくて、今年1年のできごとを書いて残すことにしました。


“2019年は、挑戦の1年にします。
いままでやったことのないことにも挑戦する。
環境を変える。芝居を基礎から学ぶ、朗読も執筆も続ける。
怖くない、わけがない。それでもやる。
「危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ」「自分の運命を賭ければ、必ず意志がわいてくる。もし意志がわいてこなければ運命に対する真剣身が足りない証拠だ」
岡本太郎の言葉の力強さはわたしの信じるもののひとつです。”


これは、2018年の終わり、当時会社員をしていたわたしがtumblrに綴った文章です。
そして、2019年が始まりました。


◆1月~3月 ミスSNS2019への出場・セミファイナリスト選出

会社員でありながらエントリーしたミスSNS2019。
SNSから次世代のスターを発掘する公開型のコンテスト、その第一回目でした。

「一介の会社員でしかないわたしが、これからじぶんのやりたいことを実現するためには、まず多くのひとに存在を知ってもらうところからだ」

そんな思いでエントリーしたこのコンテストは、課題の多さと過酷さが並大抵ではない。
でもまだ何者でもないからこそ飾ることなく、課題を通してじぶんのまっすぐな想いを届けることができました。

結果はセミファイナリスト(34名/500名中!)でしたが、このコンテストを通してわたしのことを応援してくれる方とたくさん出会えました。
じぶんがなにを大切にしているのか、大切にしていきたいのかも見えてきて、得たものの大きさが計り知れません。

特にファイナリスト選考課題のムービー制作では、じぶんのつくりたいものを妥協せずに形にできたという手ごたえがありました。
ぜんぶ、力を貸してくれた周りのひとたちのおかげです。



◆4月 Musicvideo出演『SEASIDE/レイラ』

前述のミスSNS2019がきっかけでお話をいただいた仕事。

横浜発のバンド、レイラの新譜『SEASIDE』は、浅野いにおさんの漫画『うみべの女の子』をオマージュしてつくられた楽曲。
元々原作がだいすきだったわたしは、本当に本当にうれしかった。

なにより、じぶんのなかで試したいことを試させてもらえた現場でした。
この時共演した一瀬晴来くんは、来年舞台を控えているそう。わたしも来年舞台を控えている。なんだこの偶然は。
うれしいことは重なって、連なっていくのね。




◆6月 初のイベント開催 グループ展『抱きしめながら走れ』@屋上
 
会社員を継続しながら今後の活動拠点を探していた時期に、グループ展をやる話が持ち上がりました。
ミスSNS2019の直後で、応援してくれるひとに会って感謝を伝えられる場所、そこに集ったひとたちが繋がってなにか新しいものが生まれるような、そんな場所をつくりたいなと思っていたのでまたとない機会でした。

わたしを含めた5人の女の子たちは、それぞれ写真家/ライター/短歌/イラストレーター/俳優という顔を持っていて。
まったく違う領域で闘うわたしたちだけど、たしかに通じるものがあって。
そんなわたしたちがひとつの空間をつくりあげたらそれはもう面白いことになるのではという気持ちでした。

わたしはというと、写真家の溺さんとの写真の展示、そして今回の展示に合わせて詩を書き下ろしました。

抱きしめながら走れ一枚

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当日は、会社員時代にお世話になった上司や、大学時代の同期がサプライズで来てくれたり、愛わなびちゃんの予祝会で生身のわたしを知ってくれて改めて会いに来てくれたひともいて。
本当にわたしは、出会うひと出会うひとに恵まれているんだなと感じました。

2日間の展示の様子を、会場を提供してくださった屋上さんが記録映像として残してくれています(粋なはからいが過ぎる)。



◆7月~8月 環境整え期!


◆9月 ミシェルエンターテイメント所属

会社員を辞め、ご縁をいただいた事務所に所属して、芸能活動を開始しました。
名前も「國嶌りょう」と改めました。
ここから、まったく違う環境に入っていきます。

いろいろな現場に行けば行くほど、見えてくるものがありました。
変わる必要性を明確に感じました。考え方も、在り方も、取り組むことも、取り組み方も、すべて。


◆11月 来年2月の舞台出演決定 未来演劇部『ドレミの歌(女子高版)』

事務所に所属してからはじめての舞台のオーディション。
勝手もなにもよくわからなかったけれど、いま出せるものを出し切った感覚だけはあって、無事に合格することができました。(めちゃめちゃうれしい!)

作演は平塚直隆さん。名古屋を拠点に活動する劇団オイスターズにて作演を担われていて、いままで書かれてきた数々の戯曲が賞を受賞しているすごい方。
顔合わせの際に正式な台本をいただいたのですが、とにもかくにも面白い!こんなに面白いホンがあって、舞台自体も面白くならないわけがない。
あとは演者であるわたしたちが形にするだけです。


2020年2月7(金)8(土)9(日)の3日間、荻窪のオメガ東京にて上演が決まっています。
最高の作品にしてみせます、劇場でお待ちしています。
未来演劇部に関しては、また詳細をひとつの記事にまとめて、みなさんに届けたいと思います。


◆12月 リメイクブランド『SHINPIN』2019年冬 ルックモデル

念願のルックモデルのお誘いがありました。
洋服がすきだからいつかやりたいと思っていたお仕事を、シングウ夏海さんから。
彼女がてがけるリメイクブランド『SHINPIN』の洋服は、まるで音楽みたいに着る人の気持ちをおおらかに、自由にしてくれます。

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◆個人でお声かけいただいた仕事たちを改めてまとめてみました。

本当にいろんな方と出会い、お仕事をさせていただいたなぁと実感しています。

<model>
・meri-kuu 短歌のzine『夢にみるほど日々だった』
・横浜ビール×あおにさい酒店 『カンパイニューワタシ』イメージモデル
・ライブサーキットイベント『若者のすべて』 オリジナルTシャツ着用モデル
・YouTube音楽メディア『citylights.tokyo』にてUNERIさんの楽曲のカバーモデル
・リメイクブランド『SHINPIN』 2019年冬のルックモデル

<MV>
・SEASIDE/レイラ
・灰色パンダ/キグルミだ熱狂
・瞬間センチメント/山崎あおい

<朗読>
・Paffgen「White Horse」 アルバム『Shining』 収録曲にて
 ※現在の名義はSyotaro Hayashiです。

<作詞>
・野木青依「海、待ちぼうけ」 マリンバと歌の1stアルバム『りんご100年ぶん』収録曲にて


新たな環境にはいり、じぶんのことを紹介する機会が増えたときに気づいたことがあって。
これまでの経緯を話すと、しばしば返される言葉があるんです。
「よく決断したね」って。
でもわたしにとっては、あんまり大それた決断だとは思っていないのが正直なところです。
こうなることが、自然だったように思います。いい意味でバカなのです。


でも、いくら環境や仕事を変えても、内面がいままでのわたしと同じだったら、なにも進んでいかない。停滞は衰退。
やりたいこと、行きたい場所があるなら、そのためにじぶんの内面は変わらざるを得ない、だから日々どんなに小さくてもじぶんの意思で作り替える。現に変わってきている。
そしてこれを一生やり続ける。


その手ごたえが、いまはたのしいです。
2020年もどんどん変わっていきます。楽しみにしててください。


#日記 #記録




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