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両親2人とも要介護だった①

私の両親は亡くなるまでの何年間か両方とも要介護でした。

母に至っては62歳の時に要介護になって

亡くなったのが86歳、24年間も要介護だった訳です。

まぁ、その24年間ずっと私だけが

介護を担っていた訳ではありませんが、

こう書いてみると約四半世紀弱の要介護人生ですか⁉︎

本人も辛かったとは思いますが私を始め周囲はもっと大変です。


父は約10年に渡って要介護で、父の方は認知症でした。

両親の要介護が重なっていた10年間は

もう毎日がしっちゃかめっちゃかで〜(T . T) 

「私は介護のために生きてるのかよ?」

と思ったほどでしたね。


母は脳梗塞で左半身麻痺になり、

最初は要介護2から始まり最終的には要介護4まで行きました。

太り気味で身長が低く、

車椅子に乗るでもトイレの介助でも中々厄介でした。

介護用品って身体のサイズが標準から大きく外れていると

使い勝手が非常に悪いんです。

大体のサイズが決まっていますからね。


母が要介護になってからの最初の10年ほどは、

父と2人で暮らしていていわゆる「老々介護」状態でした。

室内は杖をついて歩けましたから

周囲のサポートを受けながらも

要介護2の状態はしばらく続いたと思います。

でも体重の重い母を爪楊枝のように痩せていた父が

トイレその他の介助は大変だったでしょう。

同居はしていなかったので、時々長女である私が

子どもたちを連れて介護の手伝いに行っていました。

最初の頃はまだ何とか身体が動いていたけれど、

少しずつ身体の状態も悪くなって行き、

父が主に介護を担うのがちょっとムリ?

もうそろそろ限界なのか?

と思い始めていた頃に、

実家の近所の方から連絡がありました。

「武男さん(父のこと)何だか行動がチグハグなの。

認知症みたいな感じよ。

一度専門の病院に連れてった方がいいんじゃない?」


母が車椅子で父も認知症ですか?

なんだか目の前が真っ暗になった気分でした。

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↑昭和6年生まれの父の赤ん坊の頃。双子だったそう。弟は早世したらしい。

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