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齢90歳でがん検診に行き、そして……/私の知るある老婦人の話

自分が見聞きした事から考えた、現代の医療や健康についての考え方を書きます。合わない方もいらっしゃると思うのでその場合はスルーをお願いいたしますね。


みけ子の知っている、とある老婦人の話だ。その方は年齢90歳で現在マンションの5階で一人暮らしをされている。比較的新しい、設備も良い住まいだそうだ。地下鉄の駅からも遠くない場所で毎日の生活に支障はないらしい。

幸いな事にそのご婦人は、多少の身体の機能の衰えはあるものの、一人で元気に暮らしているとの事。マンションにはもちろんエレベーターもあり登り降りの不自由もない。割合近くに娘一家も暮らしているから、そんなに寂しくもなく「元気なうちは出来るだけ介護施設へも入らず、最後までこの家で暮らしたい」と言う希望を持っているみたいだ。

つい最近聞いた話である。そのご婦人、病院にがん検診に行き、その行き帰りで転倒し歩くのに支障が出てしまったらしいのだ。

年を取ってからの転倒は寝たきりの入り口、とか言われる。詳しい様子は分からないが、大丈夫なんだろうか?ここ数年のコロナ禍で外に出歩く機会を減らしたりで、足腰が弱って来ていたのかも知れない。心配である。

そのご婦人の転倒後の様子は心配であるが、みけ子はその話を聞いた時に「え?がん検診?あの方90歳代でしょ?」と真っ先に疑問に思ったんだよね。

がん検診とか医療に関しては、色々な考えがあるしみけ子の考えがスタンダードだとも思えないんだけど、その年齢でがん検診の必要ってあるんだろうか?

歳をとると、ガンになっても進行はゆっくりで体力的にも手術はせずに経過を見守るだけ、だと思っていた。外科手術は体力を奪うだけだし無理に手術なんかしないんじゃないの?それなのになんでガン検診?

昭和のヒトケタ生まれで、平成、令和の時代まで生きた。苦しい戦争の時代もくぐり抜け今まで大きな病気もせず、認知症でもない。旦那さまは10年ほど前に亡くなられたそうだが、今や孫も大きくなって時々顔を出しているみたい。それってこれまで多少の山や谷があったとしても、おおむね幸せな人生と言えるんではないのかしら?

こういう考えは偏っているかも知れないが、みけ子は出来るだけ病院や医者には近づかないようにしている。健康診断もほぼ受けてない。インフルエンザもコロナも予防接種を受けなかった。最近は酒も減らしているしもちろんタバコも吸ったことはない。仕事でも日常生活でも体はよく動かしているほうだ。健康状態も良好なので医療のお世話になる機会もあまりない。病気になって命に関わる疾患ならば、悪くなれば死ぬだけだと思っている。痛いのや苦しいのはイヤだから緩和ケアだけは受ける予定。

他に何をする必要があるかな?無理やり病気をほじくり出すようなガン検診など、少なくとも自分は受けるつもりはない。心配事を増やして時間も無駄にする。時間を使うならもっと何か楽しいことに使いたいよ。

子どもたちも成人したし後はそれぞれ自分の人生を歩んでいってくれれば良い。あ、これ以上借金は増やさないようにはしないといけないね(^◇^;)


……と90歳でガン検診に行き、転倒してしまって日常生活に支障が出ている、という高齢のご婦人の話を聞いて、いろいろと考えてしまったことをまとめました。






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