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両親2人とも要介護だった㉑

母が亡くなったちょうどその日、

入所していた小規模多機能ホームの担当者から連絡がありました。

系列の特養ホームに空きが出来、その少し前に

要介護3になっていた父は入所が出来るとのことでした。

割合最近になって出来た新しい施設で

入所はほとんどが個室仕様だそう。

新しい施設で個室だったりその他の設備も最新で

居心地は良さそうだけれど、その分お値段が〜‼️‼️


そして母が亡くなって1年半後、父も亡くなりました。

以前からの持病だった内臓疾患でした。

いつも診てもらっているクリニックからの紹介で

公立の大きな病院で検査は受けました。

ただやはり80代後半ということで、積極的な治療はせず、

入所していた特養ホームでの看取りでした。

亡くなる前日まで少量ながら食事も取れたようでしたし、

母の時と比べると、静かで穏やかで

無理のない亡くなり方だった気がします。

父が亡くなった年はちょうどコロナのパンデミックで

高齢者への見舞いなどもかなり制限されていた時期です。

母の時と同じく、長い介護生活と認知症の大変さで

負担が重かった私たち家族は、入所してから

あまり面会には行かずじまいでした。

見舞いに行っても「あんだ誰っしゃ?」状態でしたから

まぁそれも仕方なかったかな……と思います。

ただ亡くなった時に、医師の死亡診断が出るまで

部屋で付き添っていたら、部屋にホームのスタッフが

次々に来て、とても丁寧にお悔やみの言葉をかけてくれ、

施設内で父がとても大切に介護され、

適切なケアで穏やかに過ごしていたことが感じられました。



ギクシャクしがちだった母との関係と比べ、

父と私は特に揉め事もなく、認知症になった後も

案外イライラせずに接していられた感じでした。

私は父と体質も気質もそっくりだった事に

ここ数年になって気づきました。(遅いわ)

周囲と上手く関係が築けずに戸惑ったり、

熱し易くて冷めやすいところとか、何かと小さなことに

不安を感じて不必要に落ち込むところとか。

そう気づいて振り返ってみると

父の生き方で自分の中で生かして行けるところが

かなりある感じです。反面教師的なところも多いですが💦

そう考えて父のことを思い出すのが

自分にとっての父への気持ち上での供養にもなっているのかも、

とか勝手に考えています。

とか言いつつ、 納骨にもその後の一周忌にも

全く墓参りに行ってないんですけどね。

(コロナの影響もありますが)

自分の中で母や父の介護をしていたことが

どういう意味があったのか、それともなかったのか。

何か教訓として活かさないと、と思っています。

次回、父の介護にかかった費用の書類を見つけたので

それを掲載しますね。


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↑「FBの過去の思い出」で出て来た写真。4年前、母入所のホームの情報誌です😅

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