見出し画像

両親2人とも要介護だった㉒

ひとまず今回で最終回です。

母の要介護期間が約23年程度で、父は12〜3年ほど。
体は丈夫で大きな病気はしなかった父でさえ10年以上の要介護期間でした。

私の両親の場合は今とは状況が違うこともありますが、定年がまだ50代で嘱託での再雇用も期間もあっても、50代後半で完全に退職していた、と記憶しています。(私の記憶、当てになりませんが💦) 退職後は退職金を自分たちの好きに使って、孫の来訪や旅行やカラオケを楽しんで過ごすことを想像していたようです。事実父の退職前後はそんな毎日を過ごしていましたし。でも母は62歳で要介護になってしまいました。退職して悠々自適な生活、と思っていた父は思っても見なかった母の老老介護に戸惑ったでしょう。それでもなんとか最初の何年かは時々施設への短期入所なども利用しながら、老夫婦2人で過ごしていました。私は父が母の介護をしていたことが負担になり、認知症が発症したのかも?とか思いますがもちろん確かなことではないです。

父が入所していた特養ホームの明細書が出て来ました。

画像4

↑これがR2年7月分の明細です。

↓そしてこっちが同年10月分

画像5

1ヶ月利用すると大体20万円ほどになります。この他に定期通院している病院の診察代と薬代とかは別です。
ここに書いてある金額以外の支払いは施設で管理している
父の預かり金からその都度出金して支払いしていました。
その管理のための費用が明細最後にある「預かり金管理手数料」です。
(残高が足りなくなりそうな時は電話連絡が来ました💦)

父の年金は公務員だった事もありまずまずの金額でしたから、

どうにか年金で支払いできる金額でした。

というか、もらった年金のほぼ全てを施設の入居利用費に

費やしていた、という感じです。

そして関係書類を片付けていて出て来たのが、

特養ホームに入る前にお世話になっていた

小規模多機能ホームの利用の説明書。

あまりに大量の書類だったためか、これ以外は多分以前に

処分してしまったのかもしれず、

今回見つかったのはこのA4の説明書だけでした。

これもご参考まで。

画像3

画像4

多機能ホームに入所していた時の費用も

要介護度が上がって特養ホームに入っても

負担額がそれほど変わらなかったのはありゃ〜って感じでしたが

介護施設側も運営を考えて、スタッフさんの待遇も考えれば

これは致し方のない事だと思います。

実際、両親が関わった施設のスタッフさんは

みなさん丁寧で良い方ばかりでしたし、

そんな熱心なスタッフさんの働きがお給料面でも

報われてほしいですよね。



今は年をとって要介護になる期間は平均で約10年と言われています。
健康寿命を出来るだけ長く、介護が必要になってもその期間を短くするために何をどう準備すれば良いのでしょう。
思いつくのは

★健康を保つ(運動、食事、休養のバランス)

★生きがいになる趣味や仕事、ライフワーク

★頼りになる人間関係


★「自立してやっていこう」と思う気持ち


★情報や知識の更新


★お金

こんな事でしょうか。

必要と思われることを自分でできる範囲で準備しつつ
生きがいを持って楽しく過ごす。


私の場合で言えば親の介護が終わったと思ったら、
もう自分自身も定年を迎える年齢になってしまいました。

(自営業、定年は関係ないですが不安定でボーナスも昇給も関係なし😓)

正直、一番肝心な「お金の準備」なんかまだ全く出来ていないです〜💦


両親の介護のことを思い出し、このnoteに書きながら

振り返ることが出来ました。ここに書くことで気持ちの中の

形にならないモヤモヤが多少はスッキリ出来たように思います。

言葉にして表現するのって大事ですね。気持ちに区切りが

出来たんでしょうか。

この経験を何かの形で活かしていきたいものです。

この拙い文章が誰かの目に留まり、ちょっとでもお役に立ったなら

私としては望外の喜びです。

ダラダラとまとまりの無い文章にお付き合いいいただき、

感謝です❣️ ありがとうございましたm(_ _)m

画像5

↑この写真に写っている長女は今年25歳になります。




サポートをいただけるならば、それはそれは大感激です❣️毎日発信を続けることが、自分の基礎トレーニングだと思っています。サポートを励みに発信を続けます💓