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今夏、大のお気に入りとして着ている20年以上前に作ったワンピース

確か23〜4年前のことだった。まだ実家があって、母みけ(みけ子の母)が要介護になって間もなくの頃かと思う。まだNHKの「ステキにハンドメイド」が「おしゃれ工房」として放送されていた頃だった。そこで放送されていたカシュクールワンピースが中々素敵で「おぉこれはつくる価値ありだな❗️」とテキストを買って実家のミシンで縫ってみたのだ。

当時仙台にあった一番大きな生地屋さんで生地を選んだ。先染めのマドラスチェック。色は黒を基調にした比較的地味な感じのもの。一見すると日本の伝統柄のような雰囲気の布だ。しばらくしまったままだったこのワンピースを、今年は数年ぶりに取り出して着てみる気持ちになった。

元のデザインはもっと丈が短かったが、丈が短いとどうも着た時に落ち着かないので10センチほど長くした。チャイナ風のデザインと言うのか、ヒモ3箇所を結んで留める打ち合わせになっている。スタンドカラーの襟。ノースリーブでボタン付けもなくて、適度なゆるみで着心地も良い。着ると風が通り抜ける感じ。そして今年はこのワンピースに、ベージュのややオーバーサイズの麻地のパンツを合わせてみた。

南国リゾート風コーディネイト。組み合わせるバッグや靴はキラキラギラギラが合う

掃除の仕事の時もこの服装で通勤し、ワンピースとパンツを脱いでその下に身につけている掃除用のウエアで作業する。暑いし汗もかくので、タンクトップに短パンとエプロンの組み合わせで作業用ウエアね。

この色と柄の選択が良かったのか、20年以上前の30代の頃にホームソーイングで自ら作ったワンピースが、白髪頭になった60代の今も違和感なく着られる。断捨離で捨ててしまわなくて良かった。生地やデザインを自分で選び、自分の手で作った服が現在も活躍してくれる。

サンダルももう4年くらい履き続けてかなりくたびれているけど、まだ履けるからいいや(笑)

気に入ったものを手入れをしながら大切に着る。長く着用できる1枚の服を選ぶ目とそれを作る技術。それが自分に備わっている事を幸いに思う。



↓重量感のある透明なガラスの花瓶。ちょっと見ない三角柱の形が中々いい感じです。



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