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握り寿司ならぬ乗っけ寿司は初めて食べた

有楽町に所用が有って(嫁さんの)出た。
その帰りに、某量販店ビルの上の階に回転寿司屋があるのに気が付いた。
「行きたい」と僕がいうと、嫁さんが露骨にイヤな顔をした。それでも無理やり行ったんだけど・・聞きしに勝るオートメ化だね。何もかも全部セルフサービスでびっくりした。店内は割と混んでいて、予約も席番号も全自動で、席に行ってパネルで注文。ベルトコンベアで送られてくる・・というモノだった。
皿の上に載ってるは、飴棒状に成型された飯の上に魚の切れ端が乗った「寿司によく似た食い物」だった。
箸で掴んだら、ぽろっと上の魚が落ちだ。どれ取ってもポロポロと上に乗ってる魚は落ちた。んんん、こいつは相当コツがいる食い物なんだなぁ~そう思った。
「握り寿司じゃねぇんだな。握ることはしない・・乗っけるだけ。敢えて言うなら乗っけ寿司だな。こりゃ」
僕がそうこぼすと、嫁さんは「いったこちゃない」という顔してそっぽ向きながら言った。
「機械で作ってるんでしょ?こんなもんよ」
なるほど、こんなもんか・・
しかしまあ・・こんな食事というには烏滸がましい"餌"としか言いようのないモノを食べさせる店が・・こんなに混むもンなの?んんん、なんとなく哀しくなった。
まあ充分タンノーしたんて会計に立ったら・・これも全自動。
しかしまあ、ご利用されてるみなさん。抵抗もなくオートメシステムを使いこなしておられる。大したもんだ・・と思った。
しかし我が家は・・もう二度と行くことはないな・・と思った。

無くてもいいような話ばかりなんですが・・知ってると少しはタメになるようなことを綴ってみました