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和らかで かたく持ちたし 人ごころ

和らかで かたく持ちたし 人ごころ
水谷緑亭
佳い川柳だね。佃島に生きた水谷緑亭のものだ。
佃の人で、漁師から魚問屋になった。別号は腥斎 佃(なまぐさい たづくり)。これも良いね。ニヤッとしてしまう。
彼の句碑は、佃の住吉さんの中にある。

今朝早く目が覚めちゃって、なんとなく起きだして三吉橋を抜けて佃大橋を渡った。母母がいない佃を歩くのは始めてだ。
元佃から佃小橋を抜けて住吉さんに入った。
本殿にお参りをした。
NYCで暮らす子供たちの健康。そして彼女たちの仕事が順調なこと。銀座の店が1年目に入ること。僕たち夫婦が健康でいられること。その感謝の気持ちを込めて手を合わせた。
で。そろそろコロナ100日だからね。沢山の思いを込めて亡くなった方々のa鎮魂と、70余年にわたる平和が有ることを感謝するとともに鎮魂を祈った。んんん。あんまり色々感謝しちまったんで、こりゃ10円や5円じゃ不味いなと思って、お賽銭は奮発して500円にした。

それにさ。ははは。じつは。
境内にある賽銭箱なんだけど、裏の奥にある龍神社にも小さい奴が有ったんだ。子供の頃、悪ガキが2・3人集まるとみんなで、よく蜘蛛の巣を枝に巻き付けて、その賽銭箱に突っ込んでた。何回かやってると小銭がくっ付いてくるんだ。それで駄菓子屋で買い食いしてた。あの時の食べた駄菓子の悪徳の味が絶妙で、そのお礼も兼ねて、今日は500円。
あの頃が一番神様の有難味が分かっていたかもしれない。

無くてもいいような話ばかりなんですが・・知ってると少しはタメになるようなことを綴ってみました