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旧い友の訃報をうけて

この年になると旧い友の訃報がときおり舞い込むようになる。
文面の裏側に「お前をそろそろ身繕いしろよ」と書いてあるような気がして・・哀しいだけではなく、何ともやるせない気持ちになる。

朝起きたら、ママはもう店に出てた。僕も「身繕い」ならぬ身支度をして家をでた。銀座タワーと安平神社の間を抜けた。ふと神社の茂みを見ると、枝にわりと大振りなバッタが刺さっていた。百舌がいるンだね。銀座もすてたもンじゃないと思った。
そうだね。最後まで漢は"狩り"を忘れちゃいけないよな・・

百舌の贄 老いの言い訳 しられけり


無くてもいいような話ばかりなんですが・・知ってると少しはタメになるようなことを綴ってみました