2023年3月 映画・ドラマのまとめ

 3月は映画・ドラマを合わせ計8作を鑑賞。ほとんどが再鑑賞で、初鑑賞のものはFilmarksから全文を、再鑑賞は追記分のみを引用(一部加筆修正あり)。※以下リンク先はWikipedia

3/12 アンナチュラル

 ☆4.5 [Prime Video] リアタイ以来の久々の再鑑賞だったけど、相変わらず面白かった。最後の5話は一気観だった。架空の不審死研究所UDIを舞台にした法医学ドラマで、主演が石原さとみ、ダブル主演とも言えるのが井浦新。井浦演じる法医学者が8年前に恋人を殺され、それを執念深く追うというのがバックボーンになっている。シリーズ通して法医学、法医学で貫き通してきたのに、最終回だけ専門外の心理分析を挿入したのは余計だったな。日本の警察の自白偏重を是認しているようで、そこだけが惜しい。

3/14 MIU404

 ☆4.5 [Prime Video] 先日観た「アンナチュラル」で野木さんの脚本に感心したので続いてこちらも。これまで多くの警察小説を読んできたが機動捜査隊ものは初めて。新設された機捜MIU4課の4号車に赴任した綾野剛演じる天衣無縫な刑事と、星野源演じる実直な刑事のバディもの。星野の過去を辿るエピソードや、通奏低音のように最初から潜む意外な悪役など見どころが多かった。「アンナチュラル」のUDIも絡んで松重豊も登場するなど楽しめた。

3/14 トゥームレイダー

 ☆3.5 [テレビ録画] 流石ゲームが元ネタだけあって隠れキャラや、ダンジョンっぽさやら、格ゲー要素まで実写で表現してくれるとか芸が細かい。おまけにアンジーの乳揺れもてんこ盛りでウハウハ。最近知ったのだけどイルミナティに対して法王庁は、科学を旗印としてカソリックに対抗する団体とみなしていたとか。あと、元レビューにVAIO C1を「出張の友」と書いたがCコンパイラやVSSを入れバリバリの開発マシンとして活躍していただけでなく、EXCELのマクロで実機から出力されたログを時系列にシートに見やすく展開する機能も実装するなど大活躍でした。

3/15 トゥームレイダー2

  ☆3.5 [テレビ録画] 前作に引き続きギリシャ、中国、キリマンジャロと飛び歩く展開は良かったがそれぞれのエピソードが雑だね。元ネタがゲームの割には、アクションシーンにもその要素が少なかったし、退屈な部分も多かった印象。またまた残念。

3/17 精霊の守り人

  ☆4.5 [テレビ録画] 流石NHKが力を入れていただけあって、王宮の人の美しい衣装や見事なアクセサリーにはため息がでた。また原作では無国籍料理として描かれていた料理が、実際に食べられるものとして再現されていて、東南アジア風とするためかインディカ米を使用するなど芸が細かい。原住民ヤクーの衣装や入れ墨などにはアイヌの風俗も取り入れられていて、縄文まで遡る黥面文化を思い出した。そして何より綾瀬はるかの殺陣に最敬礼。初回放送当時のメイキングも観ているので、約半年に及ぶ殺陣のトレーニングを知っているので感慨深かった。

3/25 精霊の守り人 悲しき破壊神

 ☆4.5 [テレビ録画] 前半は鈴木梨央の演技力に圧倒された。主役の綾瀬はるかを完全に食ってたな。あと真木よう子のショーパンもセクシーでウハウハ。後半はチャグムと別れたストーリーが移り変わる展開で最終話でようやく出会うという大団円。いや、シーズン3に突入します。

3/30 精霊の守り人 最終章

 ☆4.5 [テレビ録画] これまでは主演バルサ、助演チャグムという感じだったけど、最終章に入って俄然タンダが急上昇。戦のシーンでは投石機も活躍してテンション上がった。D.バグリイ『高い砦』を読んでから投石機大好きなのよ。原作を図書館で借りた時にはルビだらけの児童書なのに、権謀術数バリバリで「子供にこんなもの読ませていいんかい」とツッコミ入れたくなりました。

3/31 みをつくし料理帖

 ☆4.5 [テレビ録画] 久しぶりにシーズン1全8話を一気観。やはり総集編とは違い、一話一話一つの料理を丁寧に掘り下げてゆく8話は染みた。シーズン2の撮影に入るあたりでコロナが襲来したので、止まっているが原作も全巻読んでいるので、又次の仁王立ちとか、あさひ太夫の身請けとかまだまだ映えるシーンが目白押しなので何とか最後まで放送して下さい。

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