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猫田による猫田のための、残り香。

残り香。
日本語の響きはとってもセクシーだけれど、
事象としては酸いも甘いも。

その人がいなくても香りが残るって、
良い香りにしても良くない匂いにしても、
それなりの強度のにおいってことで。

それはどうなんだろうって。

あ。
かつて残り香まで素敵な方々に遭遇したことがある。
とっても素敵な方々だったなあ。

結局要素でひとを判断できない。
総合的な好感度によって、
要素の判定も変わるんだから。

人を構成する要素の話をすると、
最終的に同じ結論に行き着いてしまう。

不毛なので考えるのは止そう。

自分の残り香は無い方が良い。
というよりも関心がない。

良くない匂いはしないに越したことはない。
不安になるし、自分で不快に思う。

良い香りはハッピーになる。
でもそれは自分が自分で、
知覚するか否かによる。

なので自分がいない場に、
いい香りが残っていたところで、
なんのうまみもないのです。

いい香りのハンドクリームが欲しい。
でもそれは自分で楽しむためで、
残り香のためではない。

おいしい食べ物の残り香は好きだよ。
とても食い意地が張っている。

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