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「サザンオールスターズ:オーシャン・ウェイブス」

愛聴するサザンオールスターズのプレイリストをApple musicに公開しました。


サザンオールスターズに出会ったのはいつだろうか。

父の古いセダンのカーオーディオ、あるいはブラウン管の向こうの歌番組。

はっきりとは覚えていないが、物心が付いた時から僕の人生に寄り添ってくれている音楽のひとつであることには間違いない。

そんな彼らにどっぷりとハマったのは19歳の頃。

上京して身を賭したアパレル業界は体育会系ということもあり、カラオケやスナックなどで夜な夜な行われる飲み会を盛り上げるために、上司や先輩デザイナー世代に受けそうなアーティストを聴き漁っていた時だった。

僕が生まれるずっと前からたくさんの名曲を世に送り出した国民的バンド。

ボーカルの桑田佳祐氏の魅力と言えば、洋楽を日本語詞に落とし込んだ歌唱スタイルとハスキーなしゃがれ声、そして個性的なキャラクター。

モノマネはされても、誰にも真似できない唯一無二のアーティストだ。

僕のアイデンティティであるhip hopシーンにおいても、キャラクターというのはとても重要な要素である。

極論を言えばラップの上手さなどはどうでも良い。

大切なのは声質とキャラクターであり、その人に変わるアーティストはいないと思わせることなのだ。

playlist_アートボード 1

♫ Southern All Stars:Ocean Waves

01. 別れ話は最後に(熱い胸さわぎ/1978)
02. ラチエン通りのシスター(10ナンバーズ・からっと/1979)
03. 栞のテーマ(ステレオ太陽族/1981)
04. Ya Ya(あの時代を忘れない)(シングル/1982)
05. 夏をあきらめて(NUDE MAN/1982)
06. 旅姿六人衆(綺麗/1983)
07. 海(人気者で行こう/1984)
08. 愛する女性とのすれ違い(KAMAKURA/1985)
09. 鎌倉物語(KAMAKURA/1985)
10. 忘れられたBig Wave(Southern All Stars/1990)
11. YOU(Southern All Stars/1990)
12. さよならベイビー(Southern All Stars/1990)
13. 慕情(世に万葉の花が咲くなり/1992)
14. 素敵なバーディー(シングル/1993)

※括弧内は出典アルバム/発売年です。


僕は切ない楽曲が好きだ。

昔、音楽をやっていた時に著名な音楽プロデューサーに「悲しい曲は誰にでもかける。ハッピーな曲を書けるのがプロだ。」と言われたことがある。

確かに本来音楽とはそういうものであり、曲を聴いて元気をもらいたいと思う人はたくさんいるだろう。

それでも音楽をどういうツールとして用いるかはその人次第。

切ない曲を通してアーティストの私的な生活を覗き見ることでリアルを感じ、時には共感して涙を流すことで自分をリセットすることができる。

僕のような内省的な人間には、こういう楽曲こそ必要なものなのだ。


今回のプレイリストでは、彼らの膨大な楽曲数の中から1978年のデビューから1993年までの15年間に発表したメロウなバラードを中心にセレクト。

作業用BGMや睡眠前などにぴったりの、少しだけノスタルジックな気持ちになれるものを集めている。

不自由を強いられる状況だからこそ、楽しい出来事に想いを馳せ、一足早く夏を感じてもらえると嬉しい。


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post amenitiesデザイナー。17歳で雑誌「流行通信」にてモデルデビュー。2011年から洋服を作り始め、CASH CA/the POOL aoyamaなどを経て独立。2015年、東京・奥渋谷エリアにINNをオープン。 https://linktr.ee/mike_kai
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