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推しと呼ぶには申し訳ない人の話

好きな人、応援してる人(“推し“とします)が各方面にいます。
アイドルだったり、プロレスラーだったり。
多くの推しの皆さんはサイン会やイベントで接する機会がありますが
今回の記事でお話しするのは、もし同じような機会があったとしても軽率に話しにはいけない、
そもそも推しって呼ぶには申し訳ないな…と思っている方のことです。

バカサバイバー、青木真也さん。

私のTwitterを熱心にご覧になってる方ならご存知かもしれませんが
青木さんのコンテンツを追いかけ回して数ヶ月が経ちました。めっちゃ好きですね。
このきっかけとか、青木さんを追いかけていることのエフェクトとかの話をしていこうと思います。

きっかけは嫉妬、無知の知。わたしもその秘密を知りたい。

2021.12当時、青木さんが持っていたDDT EXTREME ベルトをかけたタイトルマッチが青木さんに興味を持つきっかけです。
その頃の私は既に今成夢人さんを熱心に応援していて、推しのタイトルマッチだ!イエー!レッツゴー新宿!ぐらいの気持ちで見に行きました。
青木さんのことはよく分かっていなくて、なんか格闘技のスゲェ人〜ぐらいの認識でした。

試合結果は今成さんの負け。
見ていた時はただ今成さんの負けが嫌だったんだけど
帰り道に歌舞伎町を歩きながら気づいてしまったんです。

「私、2人が何をしていたか一つも分かってない」

分かっていないことを分かってしまったんですよ。
自分が2人の秘密を知らないことを知ってしまって。
悔しいとか、もっと分かりやすいことやれよとか、
ちゃんとプロレスやれよとかの気持ちではなくて
青木さんと今成さんのこと羨ましくなっちゃって。
ずるいじゃないですか。私たち見てるのに2人だけで分かり合って。楽しんじゃって。ぴえん。

もっと2人のこと、表現の仕方の癖とか、日頃発信していることを知っていたら、好きになっていたら、
私も2人に置いていかれないで一緒に楽しめたはずで。
この頃から青木真也さんのVoicy、noteを食べ始めます。

“格闘家“青木真也さんを知らないまま。

肩書、職業ではない「好き」のはじめ方

知り合いに、最近は青木真也さんが好きです、と言うと
あまりポジティブな印象を持たれないように感じました。
わたしは格闘の畑のことを何も知らないけど、
青木さんや青木さん関連の出来事にネガティブなイメージを持っている人が多いらしい。
けれども青木さんのnoteやvoicy、Podcastを食べて楽しく過ごしている私からするとその感覚がよくわからなくて。
わたしの青木沼入口がDDTだったことも大きいと思いますが、
過去の格闘家としての顔や、フォロワー数がどうとか、何処そこのベルトを巻いたとかではなく、青木さん自身に興味を持てたことが重要なのかなと思います。

プロレスのことこそ少しだけわかりますが、格闘技の畑のことは本当に知らなくて。
青木さんの試合は直近の秋山さんとの一戦やグラップリングの試合こそニコニコしながら楽しむことができましたが、同大会の他の試合や格闘技のことには今ひとつ関心が持てません。
私の「好き」の気持ちは格闘技やONEやRIZINやAbema格闘チャンネルではなく、「青木真也の表現」「青木真也そのもの」なのだと、これに尽きるのだと思います。
青木今成を知ろうとしたら、青木真也を好きになっちゃったんです。
友達の恋愛相談聞いて友達の好きな人を好きになるみたいなことですかね。違いますね。

試されて楽しい、青木真也のハイコンテクスト

Voicyプレミアム会員、月刊青木真也購読者はいつも青木さんのハイコンテクスト問答で「客であるか」を確認し、客であることに安心と安らぎを得ていると思います。
家の鍵を持って出かけたかどうか、ガスの元栓を閉めて出てきたかどうか、ぐらい大きな安心です。
いや、これ私だけかもしれないけど…。

好きな人に試されるってなかなか気持ちがいいんです。
この言葉はわかるか?この文脈は読めるか?あの行動はどこからの引用か?
いつも青木さんのコンテンツや試合で試されて、拾えないと悔しくて、わかるとすごく嬉しくて。
青木さんと客(わたし)でドッチボールとかキャッチボールができる暮らしになってからいつもドキドキできて、
わたしみたいな恋愛体質人間は青木さんのおかげで気持ち良く過ごせています。堕落論も読みました。
青木さんのメロディや哲学でときめく、救われる、幸せになれるコアな層に届くものを産んでくださっていることに、
いつもいつもありがとうございますの気持ちです。
客から青木さんには何もできないけど、なんか長生きとかしてほしいです。あとは東京駅にコーヒーとか飲みに行ってみることにします。

わたしもファミリーかもしれない案件

青木さんは現役インターネット警察なのでよくヨカタの投稿を発見してくださいます。

これは最近のジェーン・スーさん、私の案件を見つけた青木さん

俺たちはファミリーだ、は青木さんがよく口にする言葉の一つですが
意味を100%理解しきってはいないものの、これはきっと悪くない感じの「客」である評価をいただいているのかなあと思います。(自惚れ)

私は今日も明日も青木さんのコンテンツでニヤニヤしたり感情をどうにかされたりする暮らしを幸せに思って過ごすと思います。
格闘家でも文筆家でもプロレスラーでもある青木さんですが
私が好きなのは「青木真也」。
変わらず追いかけ回していきたいと思います。

わたしもファミリーなので(たぶん)

私がニコニコで暮らせます。