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【11/14】名古屋まつり郷土英傑行列コースを毎日歩く 『Wの悲劇』

11月14日のウォーキングコース
名古屋駅ミッドランドスクウェア前(17:35)~笹島交差点~納屋橋~伏見~栄交差点~大津通南下~若宮大通(18:24)

 名駅がすでにクリスマスツリー?の装飾がされてましたが、栄も装飾されてました(これは通年かな?)
 
 今更ですが、日本を代表する本格ミステリー、『Wの悲劇』(夏樹静子)を読了しました。有名な角川映画版とは違うオリジナルストーリーのほうです。作者がリスペクト指定るエラリイ・クイーン氏からお墨付きを得て出版したとのことで、外れのないミステリーとの評判ですね。

 実際に読んでみたら序盤であっさり殺人事件が発生し、それを隠蔽しようとしますがアッサリバレてしまいます。これは誰の意図するものかが謎解きとなり、ミステリーの肝の部分になっています。

 また、民法(相続法)の条文が作内に出てきて、法学士の僕としてはとても懐かしいなあと感じました。これ以上はネタバレになるので言及しませんが、その「法律の穴」を突いて遺産をものにしようとするたくらみがあった・・ことがわかるに至って、「ああ、これがミステリーなんだな」と感じました。やっぱり読者が予想しなかった結末に至り読者を唸らせる点においてはさすがですね。


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