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【7/3】名古屋まつり郷土英傑行列コースを毎日歩く~ 「石川達三」作品

7月3日分のウォーキングコース

若宮大通~大津通北上~栄交差点~伏見~納屋橋~笹島交差点~名古屋駅ミッドランドスクウェア前

 石川達三という作家を知ったのは中学1年生でした。ある私立中学校に入学した年がたまたま「創立50周年」ということで文化祭(中高合同)が盛大に催されてました。その時に高校生の出し物として石川達三氏の『青春の蹉跌』が演じられてたんです。当時中学生だった僕はそれを観て「高校生だとこんな劇もやるんだなあ」「高校生って大人みたい」なんて思ったものでした。この作品はベストセラーになり映画化もされたので有名でしたが、劇の内容はまだ中学生になったばかりの僕にとってはかなり後味の悪いものでした。どうもそれが石川達三氏の印象になってました(苦笑)。

 先日、上前津の古書店で店頭に氏の文庫本が販売されてるのを見て、つい買ってしまいました。昔観た『青春の蹉跌』もありましたが、当時の劇がトラウマ?になってるせいか、あまり読む気は起りませんでしたね。それ以外のものを何冊か買って帰りました。

 中でもこの『洒落た関係』はいわゆる「恋愛通俗小説」であり、もう60年くらい前の作品でした(僕が生まれたころ!)。まあ、中古本だけあってコンディションは良くなくて買うのも躊躇(!)するような状況でしたが、内容は古いとはいえ、現代にも通ずるところもあって意外と面白かったかな。

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