見出し画像

【12/8】名古屋まつり郷土英傑行列コースを毎日歩く 『一九五二年日航機「撃墜」事件』(松本清張)

12月8日のウォーキングコース  
名古屋駅ミッドランドスクウェア前(17:42)~笹島交差点~納屋橋~伏見~栄交差点~大津通南下~若宮大通(18:22)

  昨日のnoteで上げた「人間を売る(上)」はちょっと前に読了して、アマゾンで「人間を売る(下)」を注文して届くまでにタイムラグあったので、つなぎに『一九五二年日航機「撃墜」事件』(松本清張)を読んでみました。この「もくせい号墜落事故」は日本最初の航空機事故で、事故の歴史を語るうえで必ず取り上げられるものです。

  前半で事故の原因究明について語られていますが、結局は当時占領軍であったアメリカが真相解明に協力しなかった(ように見えます)ため有耶無耶のうちに終わった感がありました。

  その後時代設定も変わり、フィクションとして事故の原因究明のほか、たった一人の女性被害者(スチュワーデス1名を除く)の謎を解き明かす部分に物語はシフトします。

  そもそも本人がお亡くなりになっているので真相解明なんてできないんですが、ある程度の到達点に達した(あくまでフィクションですから、推察の域を出ませんが)のはさすがだと思いました。おそらく清張先生もいろいろ取材されたんでしょうね。巨匠に対して失礼かもしれませんが、短時間で読了できてつなぎに読むのに最適でした☆


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?