見出し画像

【1/9】名古屋まつり郷土英傑行列コースを毎日歩く 『石に咲く花』(黒川重吾)

1月9日のウォーキングコース
若宮大通(17:35)~大津通北上~栄交差点~伏見~納屋橋~笹島交差点~名古屋駅ミッドランドスクウェア前(18:15)


 過日、松本清張氏の『失踪の果て』を読了した後、次は「黒川重吾」作品を読んでみようと今度は『石に咲く花』を読了しました。この本も『失踪の果て』同様短編集です。といってもいつもの「企業もの」でも「ホステスもの」でもなく、様々な職業の男(カメラマン、黒川氏本人(!)、企業広報、外科医、ヒモ(?))とそれを取り巻く女性の話が描かれた短編集でした。
 収録作品のうち「石に咲く花」は舞台が海外でフランス女性が描かれてます。見どころは「黒川先生の外人女性のイメージ」が遺憾なく描かれていること(笑)ですかね。「体臭が濃い」「ワキガが多い」の表現が出てきて、「これ黒川作品だよね」って独り言ちするところです(苦笑)。
 「華麗な墓標の影」では、『ガン告知』をかたくなにしなかった場面が出てきます。これは現在でも議論に上がるところですが・・「ステージ4」相当なら告知すべきじゃないかな、と個人的には思いました。
 「蒼い嵐」は『ヒモ』の実態とか苦労(?)が描かれててそこそこ大変なんだななんて感想は持ちましたが・・やっぱり受け入れられなくて後味はあまりよくなかったな。貢いでる女性は案の定不幸になったみたいだし(*_*;


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?