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【2/10】名古屋まつり郷土英傑行列コースを毎日歩く アントン・ヘーシンク

2月10日のウォーキングコース
若宮大通(17:41)~大津通北上~栄交差点~伏見~納屋橋~笹島交差点~名古屋駅ミッドランドスクウェア前(18:22)

 今日は久々に風が強くて、いつもの冬に戻った感じでした。まあ、そう簡単に春になりませんね(苦笑)。今日は帰宅後出かけることになって帰りが遅くなったから筋トレはお休み。

 以前、東京オリンピックの柔道競技について書きました。無差別級だけはオランダのヘーシンクが日本の神永選手に勝って金メダルを獲得しました。その場面は今もyoutubeで観ることができます。

 この動画は東京オリンピックに重量級で出場した猪熊功氏(金メダル)と無差別級に出場した神永昭夫氏(銀メダル)がそれぞれ当時を語るシーンがあり、その後無差別級決勝の様子が流されます。
 場面は変わって、1984年全日本柔道選手権の試合になります。先に語ってた神永氏が主審として畳上にいます。試合は山下泰裕氏が豪快な投げ技で一本勝ち。それを会場でにこやかに見つめるアントン・ヘーシンク氏が映ります。あれから20年、時の流れを感じさせるいい映像でした。
 インタビュアーがヘーシンク氏に当時(東京オリンピック)のことを尋ねますが、そこで決して勝ち誇ったりせず、「当時の二人には差はなかった」「勝者を決めなければならなかったのでその時は私が勝った。ただそれだけだ」とだけ答えてました。これ、かっこいいですね☆試合を観ると、ヘーシンク氏が断然優勢で、明らかな実力差があったと思われるのに、です。
 インタビュアーもその受け答えに「You are SAMURAI」と評してましたがまさにその通り。
 ヘーシンク氏はその後プロレスに転向してちょっと経歴にミソを付けてしまいましたが、「柔道の本質」はしっかり理解していたようです。オリンピック決勝戦で、勝利が決まって喜びのあまり畳に上がろうとした関係者を手で制したシーンが有名ですが、このコメントももっと知られてもいいかと思います。

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