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【8/7】名古屋まつり郷土英傑行列コースを毎日歩く 『飛田ホテル』(黒岩重吾)

8月7日のウォーキングコース
若宮大通(17:45)~大津通北上~栄交差点~伏見~納屋橋~笹島交差点~名古屋駅ミッドランドスクウェア前(18:26)

 今日はまた38度くらいになったそうですが、いつもと全く変わりません(という気がします)。
 途中で納屋橋の辺りを通ったら、以前スガキヤのたこ焼き屋さんのガレージショップがあった場所(現在はかき氷屋さん)に行列ができてました。

 久々に黒川重吾作品を読みました。『飛田ホテル』かなり初期の短編作品集です。時は1960年代前半、舞台は大阪、それも相当ディープな地域(?)となっています。一読した感想は、とにかく登場人物の誰一人として感情移入できないことでした(苦笑)。描かれている人物が特異すぎてとにかくまっとうな人物が一人もいないんです。なのに読後感はすごくいい。今でいう「イヤミス」的な作品はあるものの、ちょっとしたミステリー仕立ての結末になってたりでどの作品の面白かったです。

 この本の奥付を見ると、1975年の出版だったようです。そのためか、中には『横溝正史フェア』のプロモーションチラシが入ってました。

 角川文庫版の横溝正史シリーズの表紙イラストはどれも特徴的でした。それがこのチラシにも表れてます。
 


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