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犬と病院

皆さん、お久しぶりです。Rです。
・・ぼ、ぼ、僕はですね、今怯えています。
何故ならば病院行きの予感がプンプンするから。

皆さまお察しの通り僕は勘が宜しいです。
病院行きの察知は特に素晴らしいです。

何故わかるって?
それはですね、母さんの目が微妙にウロウロするからです。
そして必要以上にニコニコします。
ワザたらしく「Rはエライね〜」なんて言うともう決定ですよ。

なので今朝はクレイに別れの挨拶をしました。
もう僕が帰ってこなくても悲しまないでくれと。
・・クレイ、寝てたけどね。

で、いつもの散歩に出たんだけどやっぱりコースが違うんだ。
あ、あの角!
僕は知っている。
あそこを曲がると病院だ。
行かないぞ!
僕は渾身の力で踏ん張った。
が、あっけなく母さんに抱きかかえられてしまった。ああ〜


僕は言いたい。
犬の神様、どうして僕をこんなに小さく創られたのですか?
どうして僕を「ダルくん」のように大きくしてくれなかったのですか?
ダルくんぐらい大きかったら僕はどんなに引っ張られても絶対に動かないよ。
絶対、絶対、絶対にね!

ご近所の犬友達ダルくん