初めてアプリを作ってみて

今日は、生まれて初めてデスクトップアプリというものを作った。もちろん、私は基本的な文法を押さえているだけの人間だから、世間一般的なアプリではなく本当に原始的で簡単なものだ。しかしこれによって、難しいと思っていたアプリ開発がほんの少しだけ身近に思えるようになった。

今までプログラムの勉強を漫然としていたが、ただ文法を勉強するだけでは学んでいる実感が湧かないので応用先としてアプリ開発を選んだ。本来プログラムの勉強は何か作りたいものがあって、そこから逆算していくものだが、これといって作りたいものはなかったので、とりあえず基礎を習得してから開発に臨んだ。

アプリ開発をする上で、疑問に挙がるのはそもそも「アプリ」とは何かである。この時にキーワードになるのがCUIとGUIである。

"GUI" は "Graphical User Interface" の略で、コンピューターやソフトウェアの操作画面のことを指します。一般的に、GUIはマウスやタッチパッドを使ってアイコンやメニューをクリックすることで操作します。

一方、"CUI" は "Character User Interface" の略で、テキストベースのインターフェースを指します。CUIはコマンドラインインターフェースとも呼ばれ、コマンドを入力してコンピューターを操作します。

つまり、GUIはグラフィカルな要素を使って操作するインターフェースであり、CUIはテキストベースのインターフェースであるという違いがあります。

Chat GPTより

もちろん今回作成したのはGUIのアプリである。ここでポイントになるのは『グラフィカルな要素』を持つことである。一般的にプログラミング学習は、処理を記述するいわば「機能」を作成するトレーニングを積むことがほとんどだ。しかし、アプリを開発するにはこれに加えて「グラフィック」が乗っかってくる。グラフィックに関しては、夏に大学の授業でCSSをやったのでその感覚に近い。グラフィックというより、「インターフェース」と言った方がしっくりくる。インターフェースを作るのは手間ではあるが、その分完成した時に成果が目に見えるのが楽しかった。普段のトレーニングでは地味な表示で文字列か計算結果が出るだけだからだ。

当然、当たり前のことだがアプリ開発をする上で新しい用語とか文法、ライブラリを使うことになる。それが少し負荷に感じた。ものづくりをする上で「やらされている感」が出るのが一番しんどい。作っていて楽しかったが、まだまだ没頭具合は足りていないのだと思う。

プログラムが勉強しやすい環境になった反面、これはわざわざ自分で作らなくてもいいよねという車輪の再発明のジレンマみたいなことが起きてしまう。成果物そのものよりも作る過程を楽しむかどうかが大事なのかとぼんやり思ったりする。

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