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因果応報

毎日暑いですね。通勤途中の公園で、木の下に、白いものが落ちている?と思ったら、猫でした。木陰で涼んでいたのでしょうか。
カメラを向けたら起こしてしまい、写真は精一杯の望遠です。

昨日は父の病院へ、病状説明と今後の相談に行って来ました。

今回は絶対に入院しなければいけない病状ではなく、家にいられない状況だったので、緊急避難的に入院したこともあり、入院期間は2週間と言われています。

  父の入院が決まった途端、あれほど調子が悪かった母が元気になりました。食欲がない、眠れない、不安で仕方がない、電話で話しても小さな声しか出ない、いつもうつむいていた母が、大きな声で話し、笑い、好きなものを食べ、家の掃除もできるくらい活気が出てきました。

ところが、昨日4日ぶりに父と会ったら一瞬でもう心臓がバクバク、ぐったりとして、また元気がない母に逆戻りしてしまいました。

そんなに父といるのが辛いのか、、、。
父もそれがわかるだけに、今回もう家に帰るとは言いませんでした。 

母のことを考えたら、父とは別に暮らすのが良いのだろうけど、大きな手術を乗り越え、いまひとつ体調が戻らない中、一人で必死に闘っている父を見てると、父にも支えは必要で、今一番頼りたいだろう母に頼れない憤りと諦め、悔しさ、無念、やりきれなさや怒りをものすごく感じるのです。

そうなったのは父に原因があり、それはある意味、因果応報なのですが、娘の私から見たら、切ないなぁと思うのです。

今まで積み重ねてきた50年の関係性が、今、如実に現れているのだと、頭ではわかっていても、心では受けとめきれない私がいます。


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