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2023/8/10 の日記

 「呪術廻戦」にはまっている。漫画「呪術廻戦」がアニメ化されたのは、2021年。私が勉強や部活に忙殺されていたころだ。「呪術廻戦っていうアニメにはまってるんだ」と多くの友人が言っていた。しかしそのころ、私の天邪鬼な性格が作用して、「人気のアニメか……観なくてもいいかなあ」と意地になった。多くの人が声を揃えて「面白いから絶対観て」と言うアニメや漫画が面白くないわけがないのに。
 呪術廻戦のアニメ第二期の放送が決定したことを祝して、地上波で映画「呪術廻戦0」が放送された。登場する主要人物の名前と容姿くらいしか知らなかった私だったけれど、あっという間に虜になってしまった。アマゾンプライムで第一期のアニメを一気見した。なんでこんなに面白いんだろう。
 私がこのアニメで好きな点は主に三つある。一つは、戦闘シーンのバックミュージックが歌詞付き、しかも洋楽だという点。作品の大部分を占める戦闘シーンが思わず自分も体を動かしたくなってしまうようなノリのいい曲をバックミュージックに持つことで、話の展開が早く感じる。
 二点目も戦闘シーンについて、おそらく多くの人が思っているだろうことだ。戦闘中の登場人物の心理戦が面白い。ただ殴り合っているのを見ているだけでなく、何を考えてこの攻撃を繰り出すのか、具体的に描写されているから、戦闘シーンへの理解がより深まる。そして登場人物への感情移入もできてしまう。
 三点目は、少年漫画おなじみ、登場人物が大切なものを失ったことをきっかけに、より強い力を手に入れる場面が、切なすぎる点。喪失の前の、登場人物どうしの友情、心の機微が丁寧に描かれていることで、喪失の際の切なさがより際立っている。
 この三点目が辛い。第二期のアニメの放送日はとても楽しみに生きているが、またなにか胸を締め付けるような描写があるのでは? と恐ろしくもある。
 なぜ今日の日記で呪術廻戦について書くことにしたのかというと、阪急神戸で「アニメーション呪術廻戦展」が行われているから。アルバイトで神戸に行った際、偶然広告を見つけて、行くことにした。楽しみだ。今日のアニメでどれだけ心が苦しくなっても、呪術廻戦展を心の支えに明日もアルバイト、頑張ります。

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