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2023/8/16 の日記

 大学生になったけど、週何日アルバイトをすればいいんだろう。
 周りにはアルバイトをしている子もいれば、していない子もいるけれど、みんなどれくらい自由に使えるお金があるんだろう。
 大学生にとって、本当にアルバイトは必要なのだろうか。

 というような悩みに端を発して、今日の日記は大学一年生の世間知らずなこどもがこどもにできる精一杯で、アルバイトと自身の距離感について考えてみることになりました
(大学生に対する生活指南書なんてものではなく、一瞬の願望で行動を決めてしまう自分を理解するために書いただけのものです。)


 私の現状について記しておくと、金銭面では、実家暮らしなので生活費や食費は保証されており、自分が欲しいものを購入する(電子ドラム、モード系の親の趣味とは真逆な洋服、ライブのチケット、スマホ機種変更、二年次夏インターンにいくための貯蓄)ためにお金を稼ぐ必要があります。
 大学の夏休みが始まる前は週3日を目安に、週合計15時間ほど働いていました。だいたい40,000円ほどお給料をいただいています。けれど、40,000円では上記の願いをすべて叶えられるわけもなく、我慢の日々という感じ。  
 我慢しているわりにはお金の減りが早くて、しかも家計簿をつけていないのでどうしてお金が減っているのか分からない、なんてだらしないお子様をしています。
 まずはお金がないからアルバイトを増やそうだのなんだの考える前に、今あるお金を計画的に使うすべを身に着けるべきなのでしょう。
 まあ、それは、後々。
 
 

そもそもアルバイトってなんだろうとふと思いました。

私のアルバイトに対する認識は
「自分が自由に使えるお金をつくる手段」であり、
「社会経験を積める場」であり、
「学校生活を送るだけでは出会わなかった人(同僚や上司の社員さん、理不尽なクレーマーにはまだ幸いにも出会ったことはありません)と出会える場」です。
 大学生にアルバイトって本当に必要なの? という問いに対して、今の私には「自由に使えるお金が欲しいでしょ。物欲に歯止めがきかなくてさ」と応えるほかありません。
 
 私はアルバイトを通して、①いろんな人と出会い、考え方に触れる。②社会常識、一般的な感覚を身に着ける。③お金を稼ぐ。④対人及び接客のスキルを得る。⑤がむしゃらを経験する。⑥指示される前に考えて動く。ことができるようになりたいと考えています。
 

実際にアルバイトをすることで得られた人間力もあります。


「アルバイトって必要?」の答えに加えられないことはないけれど、対人スキルカンストしているような友人が多い私は、大抵の人はもともとできるけれど、それができなかった自分でもアルバイトを通して少しは成長できたよと小声で言いたいと思います。たとえば、チームワークが求められるブライダルのアルバイトでは同じパーティーにシフトで入っている先輩達と勤務前に少しお話して、人柄を知り、円滑に働けるようにします。仕事で出会う人、としての距離感を忘れず、それでも親しみを持ってもらえるように初対面の人に働きかけるなんていう行為はなかなか難しいのですが慣れてきました。人と話すのが少し得意になったのかなと思います。
 小さい子相手の採点のアルバイトでは単純作業をこなすスピードがとても速くなったし、小さい子との関わり方も学ぶことができていると思います。
 
 つい先日新たにひとつアルバイトの求人に応募してしまいました。これは物欲を叶えるためにお金が必要だ! という気持ちと、本屋で働いてみたかったんだ! という衝動的な感情から応募してしまったのですが今日、先方から電話がかかってきまして、面接の日時が決まったので頑張ってきます。本屋のアルバイトで得たいなと思う経験は、思えば特になくて、ひたすらにお金が欲しかったんですね。昨日の私は。呆れる。ともかくレジ打ちや電話応対というものを経験してみたいなと思います。呆れるわ。そもそも性格がだらしなくて面倒くさがり、熱しやすく冷めやすいから情がない、ねむれるもんならずっとねていたいような人間なので、社会的には終わってます。
 

 アルバイトの利点はいったんおいておいて、デメリットについて考えてみたいと思います。


私にとってのアルバイトのデメリットは3点挙げられます。

①勉強する時間が無い(実際、夏休みにアルバイトを詰め込むと、本を読む時間がなくなった!)
②体力がないので、バイト終わりはごろごろ映画ばかり見てしまう。だらだらしてる。
③家族・友人と過ごす時間が減る。
 ①は②を打破すればなんとかなりそう。③はスケジュール管理の腕によりそうな感じです。しかし私の性格的に難しい話ですね。理想を語ることはいくらだってできますし、口先だけが得意分野でもありますが。
 

では、社会から見た学生アルバイトについて考えてみましょう。

 ブライダルのアルバイトでよく感じるのが、期待しているよ! という素振りをされたとしても、結局期待なんかされていないということ。いくらでも替えがきく存在だし、自分がいなくてももちろんパーティーは円滑に行われるし。ということで、不安定な承認欲求をアルバイトで満たそうというのは超間違いだよ。大人は私たちに期待なんてしていません。
 期待はされていないけど、人間として最低限のマナーを守る必要はあるので、飛んじゃわないように気をつけようね。
 それから、これは掛け持ちの学生勢に言えることだと思うけれど、一応学生なわけで、学校の生活を第一に考える必要があるという立場にあって、空いた時間でちょこちょこといろんな種類のアルバイトをやっている自分みたいな人間は全くと言っていいほど戦力になっていないな、と感じます。掛け持ちなんてせずにひとつのバイトに同じ量入っている子の方が段違いに成長しているし、昇進しているから、掛け持ちなんて逃げ道をつくらなきゃよかったのかな、とか思ったりするけど。どうなんだろう(分からなくなって、きたよ。誰かご意見ください)
 ともかく将来のためにアルバイトする、という姿勢は保ちたいと思っています。将来はTV局とかラジオ局とか、出版社とかで働きたいな、(制作としてではなくて企画経営の方に興味がある……制作にも興味はありますが、今している勉強が企画経営よりでおもしろいので)という憧れがあるので、本当は志望する会社にアルバイトに行けたらいいと思うけれど、家の近くにないので諦めています。

 アルバイトは、どれだけやりがいを感じたとしても、お金がたくさんもらえたとしても所詮替えがきくアルバイトにすぎないので、我々大学生は自分主体に取り組める勉強や遊びや経験のために生きているんだということを忘れないようにしたいですね。だけどお金が欲しいので私は働いてきます。
 

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