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余裕はビーフシチューの牛肉くらい重要だよね

拙者は高校時代に友達と出かけて遊んだ事が1度もないほどプロの引きこもりで、一人や家で楽しむ方法はいくらでも思いつくが、20代を過ぎるとそれで得をする事が多々ある。

仕事に関していえば「家でダラダラする」という選択肢があるということは「コストをかけずに自分の楽しいことに没頭できる」ということなので、面白そうじゃなかったり条件が合わない仕事は全て断る余裕があるのだ。

「報酬は少ないけど仕事がないからやろうかな、、」とか「この人の頼みは断れない、、」と余裕がないと短期的に考えてしまい失敗する確率も高くなる。

個人的に”余裕”というものは楽しく生きていく上でめちゃめちゃ重要だと思っている。どのくらい重要かというと、人生というお鍋に具材を入れるとするならばビーフシチューの牛肉くらい重要だと思う。

「隊長!余裕がなくて”油揚げ”しか見つかりませんでした!!」

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とか言われれば

「こっちはビーフシチュー作りたいのに、それ油揚げシチューになるやん!どんなシチューや!きつねシチューか?お?フォックスシチューか?お?」

と料理自体が変わってしまいかねない。

それくらい重要だということだ。

ということで余裕は大切だよねーというお話でござる。

お仕事も余裕があれば広がる

こんなゆるゆるの記事を読んでいる時点で気づいていると思うが、拙者のnoteの記事の99%はベッドの上でダラダラしながら書いている。洒落たカフェでピアニストのように指を滑らかに動かしているというわけではない。この記事もYouTubeで兵動さんのすべらない話を見て笑い転げた後に書いている。

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(↑1日のほとんどがこの状態だな。拙者は釈迦を尊敬しているという事で、決してゴロゴロしているわけではないんだかんねっ!!写真はラオスのブッダパークで撮ったやつ。)

しかしその実、noteに関する売り上げは徐々に上がっていて、基本的に楽しいことしかやりたくないという考え方を持つ拙者の収入源はこれで7つほど になる。

つまり、そのうち一つのYouTubeの広告収入が0になったとしても残り6つの収入源があるので余裕があるということだ。しかもYouTubeもそうだが、noteの記事も自分の制作物のライセンス販売も、基本的には自分が働いていない間にお金が入るようなものばかりだ。

すると例えば「うちの会社で正社員として働きませんか?」とか「うちの動画編集の担当をしてください」的なことを言われたとしても、生活費には困っていないのでお金以外で魅力を伝えられない人とは仕事をしなくて済む。

おそらく「仕事は嫌いだけど生活のためには仕方ない。。」と言っている人は”余裕”がないことが問題で、余裕ができればその仕事をしていない可能性だってある。

ではどうすればいいんでしょうね?

仕事は時間と密接に関係しているためまずは時間を作る事が重要だ。

時間に余裕ができれば人生に余裕ができる

イケイケの人が「時間は貴重なんだから俺を待たせるな!」とか「時間を奪うような人間とは付き合うな!」という事を言っているのを耳にして、確かに一部は賛成だが一方で時間に余裕がないと楽しめないよね、、という考え方もある。

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↑「旅の過程にこそ価値がある」- スティーブ・ジョブズ

(写真は映画”戦場にかける橋”の舞台となった橋にて)

例えば拙者はスペインでとある二十歳くらいの娘とダラダラ喋りながら一緒に撮影をする事があるのだが、この娘は拙者より先に待ち合わせ場所に来た事が一度もない。毎回30分くらい遅れてやってくる。

ここで「時間は貴重だ!」と言って怒っている人は余裕がないし、個人的には余った時間を有効活用できないそいつの頭が悪いのでは?と思ったりする。

そこで拙者は待ち時間にカメラでタイムラプスを撮りながらipadで読書をしたり、将棋ゲームをしたり、撮影のイメージトレーニングやら街中の人を観察して文化の違いを考察したりすると時間が活用できると知っている。人間観察して兵動さんばりのすべらない話を作る事ができれば最高だとかも想像する。

逆に拙者はその日にアイデアが思いついたら「今日はやめよう」とかドタキャンすることもあるのだが相手も「まぁ、自分も毎回遅れてるしお互い様だよね」とお互いに寛容で緊張感のない関係になったりしてめちゃめちゃ楽なのだ。

時間に余裕のない人は「いつまで待たせるんだ!あのやろう!」みたいに一つのことしか考えられないが、余裕があれば色んな方向へ考える事ができるので、結果的に新しいアイデアが浮かんだり仕事を自分で作り出せたりするのだ。

「でもやる事がありすぎて時間に余裕なんてできましぇーん!」

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という人がいると思うが、それは「具材が多過ぎて全部お鍋の中に入りません!」とか「漫画もゲームも色々と持って行きたくて修学旅行に行けません!」と言っているのと同じだ。「いや、減らせ!」と。

拙者のオススメとしてはまずSNSをやめてみるのもいいし、家事とかテレビをみる時間、仕事をする時間など減らせるものは意外と多い(睡眠時間だけは減らす事をお勧めしないけどね)。

案外、自分が「持っていて当たり前」とか「ないと生きていけない」と思ってたとしても、それがなくても生活している人は世界に何億人もいるわけだし、時間は作ろうと思えばいくらでも作れるだろう。


余裕がある人に人は集まる

でも、SNSとか人間関係とかは捨ててしまってはダメだろ?

特に好きな人とかには振り向いてもらいたいんだから努力をしなくては!

と思うかもしれないが我々は、自由気ままに生きているにも関わらず人類で最も愛されているあいつらの存在を忘れてはいないだろうか?


そう、、


犬をも上回るペット数を誇る存在、ペット界の王、猫である。

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↑こいつは拙者がバンコクのとある宿で寝ようと思ったら枕に現れ拙者に夜中に「ふわぁぁあああ!!」と叫ばせた犯人だ。

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こちらを見下しているのか?オレの足を舐めろ!とでも言わんばかりに半開きの目でこちらを見ながら拙者が映像編集する横でゴロゴロしてやがる。

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そしてこの顔である!くぅ〜!!

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挙げ句の果てに仕事中に拙者のところへやってきて勝手に人の飲み物を飲みやがるのだ!

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そしてこの顔である!くぅ〜!!

反省の色なし!

では拙者は「もうこんな宿に二度と来るか!」と思ったであろうか?

否!

むしろ1週間後にもう一度来てしまった。

拙者には尊敬する人間や師匠はいないが、猫はヤベェ。ねこねこニャンニャン。ニャンニャン師匠だニャン。もはや日本語にすらなってないニャン。

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(↑ワシの生き方の全てを貴様に託したニャン!と聞こえた気がした。)

という事で猫から教わった対人術をスペインでやってみたところ、色んな人から声がかかるようになった。つまり、実際に人と会ったらニャンニャンと相手を褒めたり「あなたのおかげですにゃん!」と相手に気持ち良くなってもらうにも関わらず、「別に家でやる事(ゴロゴロする事)あるし!」と自由気ままに自分の時間を過ごしていた。

すると色んな人から「次いつ会える?会いたいよぉ」と声がかかるようになったのだ。

考えても見て欲しいが、「ねぇねぇ、次の日曜会えるかな?早く会おう!ねぇ!」とひっきりなしに自分が会いたいアピールをしてくる人と、「次の日曜、ここに行くんだけど来る?別に忙しければ一人で行くからいいけど。」と言っておいて会えば気持ち良くしてくれる人のどちらと会いたいだろうか?

仕事もそうだが人との関わりも余裕がないと短期的になってしまう。

すると相手を「すぐにでも変えたい!」とか考えてしまったり、「すぐにでもこうしたい!」という欲望を短期的に求めてしまい結果的にうまくいかなかったりする。

瞬発的に結果を求める仕事や関係なら話は別だが、長く応援してもらったりするのであれば結果的に余裕が必要だろうし、そのほうがやっている自分としても楽しいのではないだろうか。

という事でここからは実際に余裕を持って何かを始めるための具体的な行動ステップにゃん。

余裕で生きるための行動ステップ

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(写真:タイの小さなパンケーキ屋)

では何をすればいいかというと、余裕という言葉の通り、自分が余裕でできることから始めるのがいいと思う。

例えば、この記事もゴロゴロしながら4000文字程度で書いているのだが慣れていない人にとっては4000文字書くのすらキツいかと思う。拙者にとっては書きたい事を書いているだけで余裕なのだが人によっては違う。

いきなりここを目指してはダメだな。

人によって持っている時間とかも違うので自分が今の生活の中で余裕でできそうな事を探してみるほうがいいかと思う。ジブリが好きならジブリをひたすら見まくるでもいいし、YouTubeが好きならひたすらYouTubeを見るのもいいかと思う。

ただ、これだと自分が時間を使っただけで終わってしまうからダメだ。

そこでその余裕でできることに加えて、自分が余裕で活動できそうなことでアウトプットしていくのだ。例えば動画で「千と千尋の見どころポイントを15秒でお伝えします」みたいにすればインスタで人気になれるかもしれないし、面白いYouTube動画をnoteで自分用にまとめてもいいかと思う。

ちなみに拙者もそれはやった事がある。

この「これくらいなら余裕でできるよね」というものを重ねていく事で、意外と結果がついてくるのだ。拙者の好きな言葉に「雨垂れ石を穿つ」というものがあるが、意外と小さな事でもコツコツとやっていれば「いつの間にか硬い石を貫いてました!」という事があるのだ。

確かに「石は一気にハンマーでボーン!!」と砕く、いわゆる「バズる」というのに期待する人も多いかと思うが、一瞬でバズったものというのは長期的に見ると廃れるスピードも速かったりする。

逆に拙者がコツコツと作ったものは他の人が真似をしようとしても数が膨大なので真似できなかったりするし、それこそ時間的に余裕がある暇人じゃなければできなかったりするのだ。

ライ○ップの後にリバウンドする人が多いと聞くが、漫画の如くいきなり強くなることは難しいのだが、余裕でできる事を徹底してやればなかなか崩れない状態を作る事ができる。

という事で強くなり余裕に楽しく生きていくためにも、余裕でできる事を探して毎日無理なくやっていこうぜ、、、というお話でした。

ここまで読んでくれてかたじけない。ありがとう。

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