見出し画像

義母が歩けなくなったら

先週、同居している義母が体調不良になり一緒に病院への診察に付き添いました。
もともと、17年前には、くも膜下出血で緊急手術、6年前には急性大動脈解離で緊急手術をしている義母。

奇跡的に2回の緊急手術を乗り越え、多少の後遺症は残るものの自宅で普通に生活を続けていました。

もちろん、心臓外科での定期的な診察や投薬治療は行っていますが、毎朝家の周りをウォーキングをするのが日課になっていました。

それが2ヶ月ほど前から足の裏に、たこ?魚の目?が出来て歩くと痛みを感じるようになり、それを義父がどうやら、カッターナイフで削ったようなのです。後から聞いてびっくり

痛みを無くすために削ったのに、削る前より痛みが強くなってしまい、でも義母は削ってくれた義父に気を使って、ずっと黙っていて

おまけに、歩くと痛いので、日課のウォーキングをしなくなっちゃった💦

更に、このコロナ禍の状況で、全く外出をしなくなった義母は、もちろん筋力がおちる、動かないから食欲もなくなり食事の量が減り

血圧も下がって(上が80以下)そのせいか目まいで辛いと、ほとんど起きてこなく布団で横になっている状態に

このまま、寝たきりになったら大変と、かかりつけの病院へ連れていったのです。

足のたこ?の薬ももらい、今まで飲んでいた薬の量を調整して、血圧の様子を見ていく事になりました。

最初のきっかけは、たまたま足の裏に出来た、たこ?から、まさかこんな状況になるとは?という感じです。

義母は、「私は見栄っ張りだから、足を引きずったり痛そうに歩いているのを近所の人に見られたくなのよ」と言っていて、それも悪循環になった原因に

私が介護の仕事をしているので、その視点から見ても、運動をして筋力を低下させないことはとても大事なので、出来れば週に何回か、リハビリディサービスへ行く事を勧めたいところなのですが

何せ、自分でも言っていたように、見栄っ張りな義母の返答は、おそらく「私は大丈夫だから」と言いそうです。

介護者の気持ちと、家族の気持ちの両方の立場を経験しているみると

職場で、利用者さんの家族に対して、「どうして家族がちゃんと出来ないのかな~、そこはやって貰わないと困るよね~」などスタッフ同士で話をしているのを耳にすることがありますが、やりたくても家族だからこそ出来ないこともあるな~と実感

そんなとき施設側は、家族にやって下さいと要求するだけではなくて、「こんな風に声掛けをしてみて下さい」など、家族に寄り添ってアドバイスをしていく事が、とっても大事だな~と改めて感じる出来事でした。

いつあるかわからないけれど。大好きな小田和正さんのライブに心置きなく行くためにも、義父母にはまだまだ元気でいてもらわないと

ということで、靴底のクッションが柔らかいウォーキング用の靴と、足をしかっかり守ってくれる登山用の靴下と、魚の目の保護パットを義母へプレゼント。

歩くように、毎日声掛けしないとね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?