見出し画像

詩と瞑想|【MikaGoRock美加語録】

  詩を書くことは瞑想

  息を止めて深海にダイブするように
  深く深く潜在意識にもぐっていく


  そこは
  形という概念の無い
  混沌


  美しくもなく
  醜くもない

  すべてがあり
  なにもない


  溶けてしまえば
  戻る必要のない

  私を正気に戻すのは


  誰かが
  待っている気配

  そのためだけに
  地上へともどるとき

  握りしめた混沌は
  ぽたぽたと
  両手からこぼれおちる


  そして残った
  ひとかけらは


  水面に向かいながら
  言葉へと変化する

  混沌から形が顕れる瞬間は


  まるで
  初めて地上に降り立った
  イブが感じた


  エクスタシー 

画像1

(photo: ©MikaRin)



寄付・投げ銭・サポートはとっても嬉しいです。大切に創作につかわせていただきます。ありがとうございます♡