見出し画像

何事も続かない。

続けることが苦手だ。

コンプレックスの一つでもある。

これまで長く続けられたことがあまりない。

特に仕事はアルバイト含め続けられない。

大学生のとき、人生で初めてのアルバイトをレストランで始めた。が、2ヶ月くらいで辞めた。
なんと言って辞めさせてもらったかは覚えてないけど、辞めるのもそんなに簡単じゃなかった気がする。

次のアルバイトも多分数ヶ月で辞めた。週1くらいしか入ってなかった気がするけど。

その次のアルバイトも週1くらいで入って、半年弱くらいで辞めた。辞めると伝えたとき、上の人にすごく怒られた記憶がある。教えるための期間中なのに今辞めるなんて、金をドブに捨てるのと同じだと言われた。ひたすら謝って、お金はいらないと言って辞めた。

それから単発みたいな期間が決まっているアルバイトをちょこちょこやった。そういうのは楽しかった。ただ、社会人になることが不安だった。こんな自分に週5で働くことを続けられる自信がなかった。新卒で入った会社は、アルバイトよりは長く続いたけど、結局1年5ヶ月で辞めた。

続かない悩み

アルバイトが全然続かないことについて、周りの人たちの中には呆れている人も多かった。
「そんなんじゃ逃げ癖がつくよ」
と何人かに言われた。
自分だって続けられるなら続けたいのだが無理だった。
何年も同じアルバイトを続けている友達が羨ましかった。

そんな自分にも何かしら続いていることくらいあるのではないかと振り返ると、高校と大学で野球部のマネージャーをしていた、というのは該当するのではないかと少し期待が生まれる。が、どちらも期間が決まっているものであり、なんなら半分「辞めてはいけない」という追い込みを自分にかけていた。今思えば辞めた方が周りにとっても良かったんじゃないかと思う事情もあった。なのでこれは胸を張って継続できた例として挙げ難い。

唯一続いたアルバイトは大学院時代の接客だ。2年くらいチョコレートを販売していた。
これも元々、バレンタインの短期期間で募集していて、自分にアルバイトを継続する才能がないとわかっていた私は、はじめから期間が決まっていれば辞めづらくもないし、どうにか頑張れるのではないかという選択基準だった。しかしやってみると楽しくて、そのまま2年も働かせてもらった。大学院の研究が忙しいときには月に1回しか入らなかったときもあるが、学業優先で良いと言ってくれた。接客なんて向いていないだろうと思っていたけど、人と話すことが好きだと気づけたし、何より自分にも続けられることがあるかもしれないという自信になった。

継続と今後

この先も正直何かを継続する自分になれる気がしていない。
やってみて違うと思うとすぐに環境を変えたくなってしまう節がある。
これだといろんな人に迷惑をかけるのはわかっている。
特に仕事だといろんな人が困るのもわかる。
ただ、無理に続けるということがどうしてもできない。
やろうとしても、心の中で、強制中断を願ってしまう。これは良くない。
強制中断にならない範囲の体調不良が続き、自分で決断せざるを得なくなる。
どうすればいいかなんてわかっているのに、何かを守り続けている。
心の中のいろんな声が聞こえる。
継続できない自分を笑う声。馬鹿にする声。怒る声。悲しむ声。呆れる声。励ます声。
続けられないこと自体が問題というよりも、多分もっと深いところに気づいてほしい声がある。
わかっている、わかっていると言いながら、いつまでわからないふりをするんだろうか。
でもそんな自分も責めないように。
もっとゆっくり考えてみてもいいのかな。
答えが出ないまま今日も終わる。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?