お金の話
長男が小さい頃、一緒に歩いていると 自動販売機の前を通ると 必ずお釣り受けに手を入れて誰かが取り忘れたお釣りが無いか、確認していました。
私は、どこで覚えたんだろ〜と、感心。
木の枝を持っている時は、( 本人は剣のつもり) それで、自動販売機の下も確認。
『 転がって取れなくて諦めた人がいるかも。』だって。
ほんと、よく思いつく!
そういえば、ビービー弾の弾を買えない時、小中学生が、公園に打ちっ放しで放置した弾を宝物みたいに拾ってました。珍しい色を見つけた時の、キラキラした瞳、可愛かった。
小学生高学年になると、スーパーの中にあるゲーム機コーナーで1人で よく遊んでました。
どうやってコインを手に入れるのか聞いたら、
『 一人で遊んでいる 上手なおにーさんの技を見てるんだ。そのうち、時間が来ると 帰るんだ。多分 時間つぶし。その時、大抵コイン余ってるから、僕にくれる。』
なんか、私の想像を超えた話でした。
その後、高校生になった息子に聞くと、今度は、小学生にコインあげてると。 よしよし^ ^
高校生になって、ゲームセンターに通い出しました。私は、いちゃもんつけられたり、悪いグループに目をつけられたりしないのか聞いてみました。( 大人の私だか、ゲームセンターは、怖くて入れない。)
長男曰く
『 変な奴が近づいてきたら、『話しかけるんじゃねえ!』オーラを出してるから。』
私 『 Σ(゚д゚lll)』
そういう学校で教わらないこと、試験に出ない事は、すっごくよくわかってた。
ゲームセンターでは、対戦ゲームは、勝っているかぎり、お金 払わなくて良いとか。
古いゲームソフトも、リサイクルショップでお金に変えられるって、いつのまにか知ってました。
中学の学校のテストで『 EU最大の農業国は?』の問いに『 パリ 』と書いていた時は、心配しました。
公立中学校の社会のテストの平均点を割った時は、まずいんじゃ無い?と言ったら、
『 あのなー、クラスの半分は平均点以下なんだぞ。大した事じゃ無い。』
と、言われて、言い返せませんでした。
私達の息子が平均点以下にならなくてもいいじゃんと、心の中で思ってましたが。
屁理屈って言うのかな?この頃から、口では叶わなくなりました。