見出し画像

お金の価値が無くなっていくこと

コンビ キングコング

私がキングコングという芸人さんの存在を知ったのは、はねるのとびらという番組が放映されていた頃でした。もともとお笑いには興味が無かったので、その番組以外に 出演されていたのは 知りませんでした。その時の記憶は キングコングの梶原さんの超人的な運動神経です。凄い能力だと感心して見ていました。(  電車の中で会話するサラリーマンコーナーも面白かったです。)

おとぎ町 と しるし書店

その後 子育ても一段落したころ西野さんの『 おとぎ町 』というフレーズをSNSで目にするようになりました。私の住んでいたところから離れていたため、足を運ぶことは出来ませんでしたが、楽しそうだな~と思っていました。そんなこんなするうちにFBから『 古本の価値 』についても西野さんの発信がありました。子供も大きくなっていたこともあり、私は その(多分最初の?)会議へ 参加しました。若い方がたくさん集まっていて 場のエネルギーを感じました。何より 西野さんの『 価値のある古本、その価値は人によって違う。』という考えに共感しました。可愛いイラストが出来たり、どんどん『しるし書店』が立ち上がっていきました。

レターポットとは?

同時並行的に(たぶん?)『 レターポット 』というシステムも立ち上がり始めました。レターポットというのは、兼ねてより何度も何度も『 被災地に 千羽鶴を送って 応援の気持ちを伝えるから受け取ってとか、感謝を表すために(?)受け取った千羽鶴を大切にして欲しい、というのは ある意味エゴ!』のような趣旨の発言をされていた西野さんの想いが形になったものです。私も西野さんほどではありませんが、そんなに欲しくない『形のあるもの』貰ってもな~と思う方でしたので、とても共感しました。それに少額からの使い方ができるので、例えば 何かアドバイスをして下さった方に、お礼をしたい時、レター(感謝の気持ち)を送ることで 相手にメリット( 使える文字数)がでます。ただ一つ、私が驚いた点は この文字は使わないと 3か月で消滅する!ってことでした。

よく 今1万円持っていても、10年後 その価値はなくなりますよ~とか、お金は使って 世の中で回ってこそ 意味があると言われます。私も納得していましたが、3か月で無くなるなんて! 持っているレターをどんどん使わなければ!と 本当に差し迫った気持ちになりました。私は レターをたくさん貰える立場では無かったので 課金して購入していました。花やお菓子を買って送っても 同じことですよね。でも 花やお菓子を購入する現金は なんとなく手元にいつもありますが、課金して購入したレターを 無駄無くきれいに使いきるのは 難しいです。( お金のある方は こんな半端なことは 気にかけないのでしょうね。)

壮大な構成!

すっかり忘れていたお金の価値が消える!という言葉を思い出したのは、2020年12月25日公開予定の『 えんとつ町のプぺル 』の 大きなミステリーの一つと知ったからです。西野さんって 本当に 計画が緻密で 壮大な方ですね~。

今 昭和36年生まれ( 西野さんのご両親世代)の私には、とんでもない価値観の変容が起こり始めているような気がします。

今までのような 現金、クレジットカード支払いの決済、地域通貨払い

モバイル ( 電子系交通マネーや スマホなどのPay )のデジタル決済や 仮想通貨支払い

ここまでは なんかついていけます。どちらにしろ 貨幣のようなものは必要だから。

この先、何が起こるのでしょうか?


ここからは 私の妄想。

例えばあるコミュニティに属する人たちが コミュニティの外で 収入を得る。それを集団内の人で シェアする 。すると 集団内は 基本的に無料。貨幣は使わなくてすむ。この場合のコミュニティのサイズは どんなものが予想されるのでしょう。

すでに一般の会社って 少しそういうものですよね? 営業成績のよい部署が 獲得したものを 全社員の給料として分配。西野さんのチラっといわれていた、ベテラン芸人さんの売り上げで 若手芸人さんの赤字分を補填、とか。で、私は 子供のころ習った『 共産主義 』という言葉を思いだしました。あれって 『 人は みんな同じように 努力をする、奉仕する。労力を提供するものである。』っていう原則が、必要な気がします。ギバーみたいなタイプの人がたくさん現れる人が 必要ですよね。でも 絶対 テイカーみたいな人が たくさん現れると思います。( 私だって、そうしてよければ そうなる気がします。)ギバーの方が 多くのものを獲得してくれる方が 西野さんのように 私利私欲の薄い、『 みんな win-win がいいよね♪ 』って言って下さる人ばかりなら良いけれど。

どこかの国で、町の地域経済を大量に支給した地方自治体があり、それを使える町内では 倒産も雇用縮小も無く、経済的につぶれなかたようです。ですが、国の政府から 消費税(?)のようなものが 徴収できないため、支給を停止するように求められたと読んだ気がします。本当かな?

あ~、映画『 えんとつ町のプぺル 』、最後にどんな結末が待っているのか、楽しみ! 明後日 夫と 観に行きま〜す!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?