見出し画像

市川團十郎と歌川派の絵師たち

有楽町で開催されていた、展覧会へ行ってきました

@朝日ギャラリー 

浮世絵や歌舞伎は詳しくないので、少し勉強しました。

歌舞伎と浮世絵の関係


歌舞伎の原点は、江戸初期に現れた出雲の阿国。
これは有名ですね。戦乱の世が終わった開放感と喜びを、奇妙な格好と踊りで表したのが始まり。

浮世絵は「当世風の絵」、江戸時代に描かれた風俗画( 娯楽や享楽 )全般の事。やがて時代と共に“似顔”の浮世絵を得意とする絵師が登場。
歌舞伎役者を描いた役者絵や美人画が、ブロマイドという形で飛ぶように売れてたそうです。

浮世絵と錦絵の違い


錦絵ってご存知でしたか?  
私は錦絵を知りませんでした。
浮世絵の中で多色摺りの木版画のことを指します。
「錦絵」は浮世絵の技法のひとつだそうです。
より贅沢で華美なものを求めるようになり、
それに応じて新たな技術を開発、
多色摺木版画の技術が飛躍的に向上する。
錦織のように美しいから「錦絵」と呼ばれたとか。

今回観に行ったのは、市川團十郎の浮世絵です。

市川團十郎三代の舞台姿と初代歌川国貞、歌川国芳ら歌川派の浮世絵師達の錦絵が中心でした。どの絵も保存状態がとても良くて、作品を大切に保存されていた方の気持ちが偲ばれます。
本来なら東京オリンピックの時期に公開予定だったけれど、コロナ禍で開催が遅れました。予定通りなら、たくさんの訪日の方にも見て頂けたのにと、残念です。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?