見出し画像

澤円さんのVoicyを聴いて考えたこと

昨年秋から 澤円さんのVoicyを聴き始めました。Voicyは 音声メディアです。

URLからでも、無料アプリからでも聞けます。移動中や家事の時も手や目を奪われないので、私にはありがたいメディアです。( スマホの記事を読んでいると 目が疲れるし💦 )いろんな方の価値観を知れるって こんなに楽しいんだな~と感じる日々です。そんな中『!』と思うことがあります。今日は その一つ『  〇〇べきである。〇〇でなければならない。を疑ってみよう。 』について 堀下げてみたいと思います。

正しい育児 ・ ちゃんと育児をする事

25歳で結婚して やっと家事全般を一人で出来るようになった半年後に妊娠した私は、妊娠中はつわりで動けず、初めて授かった長男をどうやって育てるのか? ひとり アパートの中で 考えました。育児雑誌や書籍には(1988年は まだネット接続は普及していなくて。)いろいろ専門家の意見がありました。

1.毎日 午前、午後最低2時間は 公園に連れて行って 遊ばせる

2.食事は 三食栄養バランスを整えて 子供の成長に合わせたものにする。できれば味と彩も良く、季節感のある 食欲の湧くような盛り付け

3.食後は 親がきちんと歯を磨く。特に寝る前は 丁寧に。

4.ひとりで 集中している時は 邪魔しない

5.寝る前に 必ず 絵本を読みきかせる

6.  子供の手の届くところに 危険なものは置かない*私はゴミ箱も撤去しました 

7. 清潔な寝具で寝かせる。*可能な限り 毎日布団干ししてました。

確か、一人歩きができるようになる 少し前までが こんな感じでした。他にも細々とありました。その後 子供の成長に合わせて 手洗いうがい習慣を身に着けさせる とかいろいろ増えました。正直 私は 『 え~! 全部やってたら 時間たりないです~ 』と、三歳児検診の時 保健婦さんへ 愚痴った記憶があります。手洗いやうがいは 言わなきゃ忘れるし、食べ物に執着ないので、バランスよく食べないし。保育園へ行かせていない家庭内保育だと、全て私がやらねばならない、責任があると、思いました。

言葉が通じるようになってからの育児

言葉が通じるようになると、私が使った方法は『 ごはん 全部食べたら おやつ食べてもいいよ。』です。馬の目の先に 人参をぶら下げて 走らせるってやつです。『 私自身も ピアノのお稽古したら、ケーキあるわよ ♪ 』などと、母親に言われて育ちましたので、この方法に違和感ありませんでした。ただ、練習しなくても ケーキ食べてました。(笑) なので結局うちの子も 私に従わせることはできませんでした。
最近 澤さんのVoicyを聴き始めてから、若いママさんが『 好きなことのために 嫌いなことを我慢できて 成長を感じました!と感激💖 』という発信をSNSで見て、急にすごく違和感を感じました。

頑張って我慢するってどういう事?

我慢するって 私は 『 耐える 』ってことだと思います。ひたすら耐え忍ぶ。人間は 成長するにしたがって 我慢しなきゃいけない場面 増えますよね?我慢できない場合、『 いやだ~』とごねるか、『 自分の意識を変えてみる 』・『 自分で その場を去る 』など、いろいろ選択肢があります。もちろん 短時間で それほど苦痛でないなら 耐える、我慢するもありだと思います。暴君ネロのような 環境でもない限り だれでも 少しは何かを我慢したことあると思いますが、それって 耐える力( 忍耐力)が必要ってことでしょうか? 最近、耐えれなくて 逃げることを知らなくて 心が折れちゃう方 増えたような気がします。これは 甘やかされて育ったから根性が足りないとか 忍耐力が足りないから、とは、少し違う気がします。

好きなことのために頑張っている時って 辛いの?

例えば マラソン大会で勝つために練習を始めるとします。目的は、勝った暁には 褒められるとか、賞品が出るとか ご褒美があるから。もちろん ただ単に『 もっと速く走りたい 』でもOK! そこから、どうやったら、速く走れるのか?と考え、自分で 自分の身体に問いかけながら、思考錯誤して練習メニューを組む、それを実行する。これって、やってる最中は 我慢して耐えているのでしょうか? もちろんメニューによっては 身体を酷使するので きついと思うし、疲労も溜まると思います。が 本人の心はどうでしょうか? 例えば 早く走りたいのに、『 これ どんな関係があるの? 』みたいな事を やれと言われたからやるのとは 気持ち違うと思いませんか? もちろん 好奇心を持って 自発的に『 とりあえず やってみよ~!』はありだと思います。

親として やらねばならないかった事

親として できるとよかったな~と思うことは、何かと引き替えに条件を出すのではなく、嫌いなものが食べない結果 本当に病気になっているのか?などを確認して、子供を観察することかな~と思しました。そして、なぜ 食べれた方が良いのか 掘り下げて、必要と思えば、例えば 野菜を一緒に育てる、触る、水をやる、匂いを嗅ぐ、収穫する、洗う、調理するなど 一つ一つ 子供が どの部分に興味を持つのか 引き出してやること。

漢字が覚えられなかったら、一緒に肩を並べて座り どんなところが苦手なのか? 例えば一人で座っているのが 嫌なのか、漢字の必要性を感じない、漢字に興味がない、など気持ちによりそってやるべきだったな~と思います。が、再び子育てを始めたとしても やらないと思います。というか できないです。私には そのスキルが無い!!( 泣 )

できることは そっと見守って 寄り添うこと。自分が 野菜を美味しいと味わったことを 表現したり、漢字を使いこなして魅力を伝えることでしょうか?

澤円さんのVoicyで 学ばせて頂いたこと

たくさんある中で 私が最初に感じたのは『 〇〇べきである。〇〇でなければならない。を疑ってみよう。 』です。私は 教科書に書いてあることは 全て正しいと思う子でした。『 子供の時は 出された野菜は 全て食べるべきである 』。 価値観は人によって違うと思いますが、これを読まれた皆さまは どう思われますか?

最後に

これも 澤円さんのVoicyだけでなく、世の中でひろく言われている言葉ですが、『 ありのままの子供を 受け入れる 』です。私は 自分の子は大好きでした。でも もっと良くなって欲しいとも思っていました。私の中では 矛盾しない気持ちでした。が、違ったのかも。子供を育てる、教育する、矯正するは、厚生省、文科省、法務省のように 管轄が違うのは、そんな理由なのかな?と思いました。なんだか 取り留めのない内容になってしまい 申し訳ありません。『 好きなもののために 頑張って我慢した。』と『 好きなもののために 頑張って努力した~。』は 少し違ったな~と 反省です。

【 我慢できることは 頑張らなくても我慢できる範囲 】で 【 頑張らなくては我慢できないのは かなり辛い局面 】かな。最後まで読んで下さった方 ありがとうございました。みなさまのご意見を伺えると幸いです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?