防災について ~4人家族 今年の備蓄購入~

前回記事で、防災用品の見直し・防災備蓄計画を立てました。今回は、前回の続きで、我が家の防災対策の実施状況についてです。

今回は、前回の続きとして、

1.前回立てた備蓄計画より、今年の分の防災備蓄品の購入

2.家具の転倒防止

3.赤ちゃんに特化した防災の備え(月齢11か月)

4.防災の備えについての自分の心境

について、記載していきたいと思います。


1. 防災備蓄品の購入

まずは前回記事より、水・食料品の備蓄計画についてのおさらい。

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こちらに対して、今年の備蓄品購入の内容です。ただし、普段使いしているローリングストック品については記載していません。

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防災用品について調べていくと、今までの備えでは不足しているものが多いと感じ、今年は色々購入しています。自分が育休中で家計収入が少ない年なので出費は痛いのですが、万が一のことを考えると早いうちに備えておいた方が良いと判断しました。

上記の購入品目について補足です。

カセットコンロについては電気・ガスが止まった時のために必要と判断。カセットコンロがなければ火歳児の食事は火を使わないで調理可能なものに絞られるので、アルファ米やレトルトおかずなどの防災用非常食に頼ることになり、非常食コストがかさむので、カセットコンロを備えた方が長い目で見れば金額を抑えられると思われます。また、子どもが大きくなったらキャンプに行く、という話も出ていたので、キャンプにも使えるタイプのカセットコンロを購入しています。

防災用ヘルメット、購入するか迷いましたが、避難時に必要になる可能性もそうですが、被災後の片付けなどの際に必要になる、という話があり、まずは大人用を1個購入することにしました。子ども用には自転車のヘルメットで代用。

防刃手袋は、通常の軍手より安全かなと思い、購入。防磁手袋は仕事で使う機会もあり、通常の軍手より安全だと思いましたので。

ヘッドライトは、もともとランタン・懐中電灯を備えていますが、被災時に手がふさがっていることのリスクや、調理時に手元を照らすのに便利であることを考えて購入。家庭内で防災訓練をした際に、電気を消して過ごしていると思っていた以上に暗かったのもあり、購入しました。

その他、電池や非常食・飲料といった消耗品に関しては、今年購入予定の量を購入。水に関しては現時点での備蓄量が不足しているので、今年は1箱多く購入です。


今年は色々購入して、これ以上防災用品に費やすのは厳しいので・・・来年以降の購入を考えているものとして、モバイルバッテリーの追加、電池式の小型ラジオ、防災リュック。

モバイルバッテリーについては所有している分だけで十分かどうか試してみる必要がありますが、緊急時には結構消費しそうなので、予備があると安心かなと思います。

ラジオについては、夫が結婚前から持っている防災用ラジオがありますが、年数が経っているのと、ライトなどついていない防災用ではないタイプの単独のラジオの方が、小型だし電池も持ちそうなので、使い勝手がいいのではないかなと思っています。ライトはライトで、別で備えた方が使い勝手が良いかと考えています。

リュックについては、2つ準備しているリュックの一つがやや小さ目であること、タイミングを見て子ども用の防災リュックを一つ準備したいことから、今後の購入品と考えています。我が家の場合、元々使っていなかったリュックがあったこともあり、防災用品はセットではなく単品購入で集めていますが・・・いろいろと必要なものを購入した結果、防災セットでそろえた方が結果としては安いのかもしれない・・・と思いました。リュックも必要なものを詰めたら大きさが足りないこともあり、リュックについては、来年以降改めて防災セットとして購入することになるかもしれません。

他、ヘルメットについては今回大人用1つしか購入していないので、時期をずらしてどこかのタイミングでもう一つ揃えるべきかなとは思っています。


2. 家具の転倒防止

今回転倒防止を実施したのは、リビングに設置しているメタルラック(高さ約1.5m)と、キッチンに設置している食器棚です。

メタルラックについては、あらかじめ転倒防止が考えられている製品も売られているようなので、今後買う時にはそういったものを買えばよいのですが、購入した当時は転倒防止をあまり気にしていませんでした。今回は突っ張り棒タイプの追加パーツを用いて転倒防止対策を実施します。

食器棚については、アイリスオーヤマの転倒防止棒を購入。

設置についてはこれからですが、大人の人手がある週末になるかなと思います。設置中に子どもが触ったりしたら危ない。。。


3. 赤ちゃんに特化した防災の備え(月齢11か月)

赤ちゃん向けの防災の備えとしては、食(ミルク・離乳食)と、おむつ・おしりふきの備えが重要と考えられます。

下記サイトの情報をもとに、我が家(11か月の赤ちゃん)に必要なものを検討しました。

我が家の赤ちゃん(11か月)に必要なもの

・ミルク

基本は母乳なのですが、被災時にはミルクも必要になる場合があるとのことで、粉ミルクの分包タイプのものを備えています。使い捨て哺乳瓶等はなしで、コップもしくはスプーン飲みを考えています。

もしミルクメインの赤ちゃんだったとしたら、使い捨て哺乳瓶、または液体ミルクと容器に着けるタイプの哺乳瓶をある程度備えておくと思います。哺乳瓶は、被災時には消毒が難しいかと思うのですが、煮沸ができる環境であれば(カセットコンロの備蓄量が十分あれば)、使い捨て哺乳瓶の量は少な目でも良いかもしれません。

・離乳食

7~8か月までは、離乳食の量もそれほど多く食べなかったので、もし被災した場合はおかゆ&お湯で溶かすタイプの離乳食、と考えていました。

10か月を過ぎたくらいからはだいぶ食べる量や種類が増えたので、レトルトタイプの離乳食を週1~2回くらい試し、食べられるレトルト離乳食を少し多めに買う、という形にしています。外出時にも使おうと思っていますが、現在はコロナ禍で外出・外食の機会が少ないので、外出がなくても週に1回くらいはレトルト離乳食を食べさせています。

徐々に食べられる量が増えているとはいえ、一度に食べる量がまだ多くないので、おかずのみのタイプより、主食+おかずを1パックでとれるようなレトルトパウチのものを多く備えるように心がけています。

なお、レトルトパウチの離乳食の場合、持ち出し用には、スプーン&容器が別で必要なので、離乳食セットに空き容器と使い捨てスプーンをセットにしておくと便利かなと思いました。我が家の場合は、レトルト離乳食とスプーン、容器をセットでジッパー袋にセットしています。容器は雪見だいふくの空容器を使用。他、容器としては、使い捨てのカップケーキの型なんかも便利そうかなと思います。重ねて多く持ち歩くこともできるので。

・おむつ、おしりふき

日ごろからストック多めになるように購入しています。

おむつについては、ストックが多すぎると使い終わる前にサイズが合わなくなってしまう可能性があるので、一つ上のサイズが使えるくらいになったら、一つ上のサイズも合わせてストックするようにしています。

おしりふきについては、被災時には大人や上の子の身体拭き・お手拭きの代わりにもなると思いますので、意識してストック量を多めにしています。1日1パックは使用しても大丈夫なようにはしています。

おむつを捨てるための防臭袋も備えていますが、非常用トイレを備えていれば、非常用トイレの中に防臭袋が入っているので、一緒におむつも捨てられるかもな、とは思います。

他、現時点では備えてはいませんが、ペットシーツがあると便利なようです。ペットシーツの上で、ペットボトルの水をかけて体やおしりを洗ってあげると良いそうです。

衣類

赤ちゃんの着替えについては、被災時には洗濯できないので、一週間分が自宅にあると安心かと思っています。我が家は二人目なので、上の子の衣類もあるので、赤ちゃん用の衣類の数は問題ないかと思います。不足している場合は、早めに1サイズ大きめのものを買っておくと、数は確保できるのかなと考えています。多少ぶかぶかでも、非常時はないより良いかと思います。


4.防災の備えについての自分の心境

ここまで、我が家の防災の備えについて記載してきましたが、このタイミングで防災用品を揃えたり、転倒防止対策をしたり、といったことを進めている理由について、自分の考えを記載しておきたいと思います。

私自身としては、ありがたいことに、子どもの頃から今まで、大きな災害に見舞われたことはなく、東日本大震災の時も、東北・関東に住んでいなかったので、生活に支障はありませんでした。

被災について、身近な例としては、自分が産まれる前に地震で水道が止まり、親が給水車にもらいに行ったことがある、という話を聞いたことがありましたが、その後も親は防災の備えをしている様子もなく(母親が今でいうミニマリストのような人だったので、余計なものを家に置きたがらなかった)、子どもを産むまでは、防災に対しての意識は低かったです。

防災の備えについて意識して考えるようになったのは、第2子妊娠中の時。緊急事態宣言で家にいる時間が長かったこともあり、色々と検討する時間があったためです。第1子が産まれてからは、何も備えないのはまずいかな、と思い、水2L×6本を家に置くようになったのと、小さい防災リュックを一つ準備していたのですが、まだ防災対策としては不十分であることは認識していました。第2子妊娠してからは、子どもが2人になったら、さすがに何も備えていなくて被災し、子どもの「おなかすいた~」攻撃に耐えられる気がしない、ということで、備え始めることにしました。

大人だけであれば、被災時に備えがなければ生活は厳しいけれども、耐えることはできるかと思うのですが、子どもは我慢ができない、というのは第1子との生活で嫌というほど理解していますので、被災したからと我慢できるものではない、食事、飲み物、お菓子(子どもの場合は必需品だと思う)を備えるところから始めました。

育休中で時間が取れることもあり、防災について色々調べているうちに、被災時に備えるにはまだまだ足りない、ということに気づき、今回、必要になりそうなものを色々と購入しました。noteで記事を書くために防災への備えについて色々調べたことも、自分の防災意識を高めたのかなと思います。

現状、我が家の備えは、まだ十分ではないところもありますが、今回そろえて終わり、ではなく、今後も継続して防災の備蓄を続けていくことが大事だと思いますので、これ以降の対策については、来年に持ち越しにしたいと思います。


5. おわりに

防災の備え、きっちりやろうと思ったら、お金も時間も結構かかりますね・・・。

防災の日、ということで見直しや対策を実施しましたが、防災への備えは、しっかり検討すると結構時間がかかってしまうので、時間の取れる育休中にやっておいて良かったことだなと思います。子どもが産まれる前と後では防災グッズの内容も変わってきますし、子どもが産まれた後は自宅備蓄品などを強化しておかないと、被災後には簡単に買えないものも多いかと感じています。

災害に遭わなければ、そろえた防災グッズを使わなければならない機会がないのであれば一番良いのですが、地震や台風はいつやってくるかわかりませんので、今後も継続して、防災の備えを進めていきたいと思います。

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