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歩き遍路 海岸をただひたすら歩く 番外札所鯖大師

おはようございます、読者の皆さま。
美柑らむちです。
ただいまの時間は朝の6時。
ゲストハウスを出発いたしました。

今日の予定としては…………。
歩く。以上です。

……………っていうのも面白くないとは思うけど、このnoteは日記も兼ねているのであまり脚色せず綴っていこうと思います。
ひとまずお付き合いくださいませ。

改めて、薬王寺がある町、「日和佐」を6時に出発。
ここから先は、薬王寺の門前から伸びている国道55号線をただただ愚直に、ま〜〜〜〜〜っすぐ歩く。
本当に合ってる?って時々思うけど合っている。地図なんて必要ない。

宿は素泊まりだったので、近所のコンビニでサンドイッチと、カフェオレと、バナナとヨーグルトを買った。
途中の休憩所でいただく。

ここから、今日は宿まで約33キロメートルの歩きだ。
ちなみに、今日は札所への参拝はない。
昨日の薬王寺から次の最御崎寺までは75キロメートル。
1日に歩ける距離はだいたい20〜30キロ位なので、2〜3日に分けて歩いて目指すことになる。

そう、ただひたすら歩いて。

早朝の薬王寺門前
最御崎寺への途方もない距離
道中にあった警告
お遍路さんは野生動物?

昼頃たどり着いた途中の集落で、おばちゃまのグループが遍路小屋でお接待をしていて、冷たいお茶と美味しいカステラをいただいた。

「家にいてもつまんないもの、お遍路さんの話聞く方がたのしいわ」とおばちゃまたち。
なるほど、意識していなかったけど、する方もされる方も幸せな気分になれる。
これがお接待なんだな。
おばちゃま達も近所の仲良しが集まっておしゃべりしてなんだか楽しそう。
そこにひとときだけ混ぜてもらう。

山際を歩いていたのが、景色が海に変わる。
ここからは、時々山に入りつつも、基本的には左側に海、右側に山がデフォルトの風景になっていく。

見えてきた海。
まだサーフィンのシーズンらしく、
サーファーさんがたくさん。


お昼も少し過ぎた頃、
通り道に「鯖大師」が見えてきたのでお参りに。
この鯖大師は、弘法大師さまの伝説の中でも少し変わったエピソードにちなんだお堂だ。

鯖断ちをして祈祷するといいらしい。
残念ながら鯖は先日食べたばかりだ。


そこからもただひたすら、歩く、歩く。
適度に休憩も取りつつで、やっと宿に着いたのが18時頃。
もっと早く着きたかったけれど、どうしてもお手洗いを探したり水分補給したりで予定より遅くなってしまう傾向にある。

今日のお宿はたくさん歩くことを前提で、ご飯が美味しくて温泉があるところにした。
「はるる亭」さん。
地域のものを贅沢に使った晩御飯と、宍喰温泉を引いた大浴場。
今日はたくさん歩いて疲れたけど、明日も頑張るぞ!!!

42.35km 62742歩
※歩数計アプリが算出した数字なので実際とズレがある可能性があります

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