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歩き遍路36番札所 青龍寺

今日は高知市内「ビジネスホテル土佐」からスタート。
昨日バスに乗ったバス停まで、高知市内〜土佐市内を移動する。

次の青龍寺までは約15キロほどの計算。
途中で、舗装道か山道の遍路道を選ぶルートがあるけど、なるべく遍路道を行く予定だ。

土佐市内に着いたのが8時頃。
舗装路の約2時間を歩くと、「塚地公園」に行き着く。
ここが、舗装路(トンネル)と遍路道(山道峠越え)の分かれ道である。
まだ午前中で余裕もあったので、山道を選択。
たまたま会った別のお遍路さん(年配の男性)におにぎりを一個もらう。
朝ごはんカロリーメイトだけだったのでありがたくいただいて、公園で食べてから登った。

高知市内は湧き水が豊富なのかしら?
水車のモニュメント
整備された遍路道
峠の1番上からは、海が見える
自由に汲んで飲める湧き水

この峠は遍路道というだけでなく、地元の人のウォーキングコースにもなっているようで、途中で何度か地元の人とすれ違う。
整備されているとはいえそこそこの登り坂。
お遍路でもないのに登ろうっていう人はすごい。

峠を降りると目の前はすぐに港町。
そこから少し歩くと、青龍寺に向かう橋「宇佐大橋」が遠目に見えてくる。

宇佐大橋

時間はちょうど12時頃。
宇佐大橋の袂に大きなイートイン付きのファミマがあったのでそこで腹ごしらえをして、いざ行かん青龍寺!!

目の前を宇佐大橋を渡って向かう。

湾の内側だからか、海はとても穏やか。

対岸の区域は青龍寺を抱える区域だけに「竜」という地域だそう。
「竜ヶ浜」に「ドラゴンバス」など、地元のものにいろいろと竜が登場する。

その竜についてから、再び遍路道が登場する。通称「青龍寺道」だ。
こちらも、車用の舗装路を通って迂回ができるが、山道を通ると少しばかり近道となる。(ただし獣道)
とはいえ……………。

通れないってわけじゃないけど、これは道なのか…?
地面は落ち葉でふかふか
でも、登りきったあとの眺めは最高
でも降りは倒木も…。

30分程度ではあるけれど、実際そこそこ急な登りと降り。これ、遍路転がしと言ってもいいのでは?
私は数回尻もちをついた。
足腰に自信がない人は舗装路を行こう。

そんなこんなで、青龍寺到着〜!!

ちなみにラストスパートは石段。

時間は14時。
宇佐大橋を渡り始めたのが12時半頃だったので、約1時間半くらい時間見とけば大丈夫かな。
遍路道を行くかは脚と相談で。

青龍寺、古めかしい建造物や仏像が趣を演出する素敵な寺院だった。

境内には滝行のための滝が
そこにお賽銭置く?
朱色が鮮やかな塔と
苔むした観音様

青龍寺から次の札所までは、「打ち戻り」(札所を参拝した後、来た道を戻ること)をするので、再び橋をわたって宇佐に戻る。

今日はこの宇佐の地域で、ゲストハウスに泊まる。明日の朝一に「須崎市営巡航船」に乗るためだ。
湾内を進む巡航船の歴史は古く、かつて弘法大師も次の札所までを進む時は船に乗って海上を渡ったという説がある。
今はおもに、通学の子供達を乗せる船として運行している。
もちろんお遍路さんも含めて一般の人も所定の運賃で乗せてもらえるのだ。
運行は1日3便。そのうちの朝一の便に乗るため、船着場の近くに宿を取るのがマストとなる。

というわけで今日のお宿は「ゲストハウス ジョン」。素泊まりのゲストハウスだ。

お宿は素泊まりだったので、
近くの飲食店「新漁丸」で晩御飯。
「海の幸丼」をいただく。

明日は朝一の巡行船に乗って「横浪」へ。
そのあとは、須崎市安和まで行って民宿に泊まる予定。
歩く距離は少なめなので、道の駅にも寄ってのんびりしようかな。
明日も旅を楽しんでいこう!!

ビジネスホテル土佐〜青龍寺〜ゲストハウスジョン
27.3km 40446歩
※歩数計アプリが算出した数字なので実際とズレがある可能性があります


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