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アンパンマンキャラ紹介_ばいきんまんの噂の真相をお伝えします!

アンパンマンとは光と影、アンパンマンが誕生すると同時に生を設け🐣、以来アンパンマンを倒すために生きる…
それがばいきんまん

最近巷に流れるばいきんまんの噂をご存知でしょうか❓
「ばいきんまんは、ジャムおじさんがつくった失敗作だった」というものです😳

「ジャムおじさんは人型パンを作るにあたり、最初にジャムぱんから作ろうと思った。
しかし”ジャムぱんまん”は失敗に終わり廃棄された。それが腐って命が宿りばいきんまんになった。」というものです。
これは主にSNSで拡散されているいわゆる「アニメの都市伝説」と呼ばれるものの一つなのですが…


これはガセです😱⚠️‼️



なんでこんな悲しい都市伝説を作れるのか💦

ジャムおじさんが、命を持ったパンを作ろうとしていたのは事実ですし、何度も失敗をしていたのも事実です。
しかしそれは、ばいきんまんとは直接的には関係のないものです。

ジャムおじさんは苦労の末、「いのちの星💫」の力を借りて、アンパンに命を吹き込むことに成功しました。
これがアンパンマンです。

そしてちょうどアンパンマンが誕生したのと同じタイミングで、「ばいきん星」から卵が着陸し、雷の力で孵化をしました。
これがばいきんまんです。

この事実はアニメでも度々放送されています。

つまり、アンパンマンとばいきんまんは、生まれながらに表裏一体の関係として生まれました。
そしてばいきんまんの出生そのものにジャムおじさんは介入していないと考えられます💡(実際何かあるのかも知れませんが明確にはなっていません)



但し、やなせ先生は著書「絶望の隣は希望です!」にて

「アンパンだって酵母菌(イースト菌)がないとつくれない。助けられている面もあるのです。つまり、敵だけど味方、味方だけど敵。善と悪はいつだって、戦いながら共生しているということです。」

やなせたかし.「絶望の隣は希望です!」.小学館,2011年10月,p135.

と記しています🧐

生まれながらに表裏一体の関係



あれ?
ということはアンパンマンとばいきんまんは共同体ということだから、アンパンマンを作ったということはジャムおじさんがばいきんまんを作ったと言えるのか?
いやでもイースト菌がある→パンができるわけだから、ということはばいきんまんがいたからアンパンマンができた?あれ…??
なんかヤバそうなのでやめにします😪笑

とりあえず「ばいきんまんはジャムぱんまんだった」という事実は私の知る限りですが原作のどこにも記載がなく、ガセと言えます。

最近ではド◯キのPOPなどにもさも事実のようにジャムぱんまんのことが記されていて、
面白おかしくガセが伝えられているのがたまらなく嫌です😓

なのでこの投稿を見てくださった方は、それがガセだということをご理解いただければ幸いです🙇‍♀️


長々と書いてしまいましたが、
アンパンマンはもう30年も続く長寿アニメ。
時代の流れや考え方とともに、本来の意図とは違う解釈や噂が生まれていくのはしょうがないことだと思います。
(ジャムぱんまんは嫌だけどね!)

これからも一ファンとして、
アンパンマンを見守っていこうと思います😊‼️


ちなみにこれも余談ですが、ばいきんまんは初登場時は羽が今より長く、ツノと背中には毛が生えていました。ピンクの目で、もう少し小柄。つまり彼のベースは"ハエ"でした😆
今はずいぶんデフォルメされ可愛くなりましたが、よく見ると今でもばいきんまんの目はうっすらピンクで描かれていることがあります😊

今年の映画🎞️は、ばいきんまんが大活躍しそうな予感もあり、ますます目が離せないキャラクターですね❗️



↓アンパンマンとばいきんまんの誕生が収録されているDVDはこちら📀✨

今回もお読みいただきありがとうございました✨

参考文献
(注1)やなせたかし.「絶望の隣は希望です!」.小学館,2011年10月,p135.

やなせたかし.「アンパンマン伝説」,フレーベル館,1997年7月初版発行.

↓参考文献の書籍はこちら📕✨

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