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2024年5月17日(金)|今日のアフリカ

■ 南ア、イスラエルのラファ攻撃阻止をICCに請求

16日(木)、南アフリカは、ICCに対し、イスラエルによるガザ地区南部のラファへの攻撃を停止するよう命じた。
南アフリカはまた、イスラエルに対し、援助活動者、ジャーナリスト、調査官のガザへの「自由な立ち入り(unimpeded access)」を認めるよう求めている。

南アフリカは、昨23年12月29日、「イスラエルは、ジェノサイド(集団虐殺)を行なっている」と主張し、イスラエルをICJに提訴。その中で暫定措置を要請していた。これを踏まえ、ICJは、1月26日、イスラエルに対する暫定措置命令を発出した(※ICJは判決を出すまでの間に訴訟の当事国に対して暫定的な命令を出すことがある)。

▼ 1月26日の暫定措置命令の内容
・ガザ地区のパレスチナ人との関係において、ジェノサイド及びその扇動を防ぐための措置をとること
・緊急に必要とされる基本的サービス及び人道支援を供給することを可能とする措置をとること
※ 軍事活動の停止命令は発出されていない


【参考】※ 5月17日13:00取得
South Africa seeks halt to Israel's Gaza offensive(BBC)
'Israel must be stopped' in Gaza, South Africa tells World Court(Reuters)

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