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生まれ変わりって本当にあるのかも?と思ったお話

ひとつ前の記事で書いた子猫のリリーちゃんですが
さすがに私も大人になるにつれ、忘れていったことでもあります。
でもまた思い出したきっかけとして、うちで飼っていたハスキー犬ちゃんのことがあります。

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このハスキーちゃん、飼い主的にはめちゃめちゃ別嬪ちゃんなのですが、いかんせん写真写りが悪くて、これは相当数撮った中の写りがよかったものです(≧▽≦)
父親が当時の勤務先で貰った子犬ちゃん。
会社の方がブリーダーさんをされてたのかもしれません。
おそらくこの子、スタイルがいいとは言えなかったので、品評会とかにも出せないし、もしかしたら売れ残ったのかもしれないんだけど、詳細はわからないけどとにかくうちの子に。

まだ生後二か月くらいだったかな?それはもう可愛くて、寂しがりで甘えん坊で、人が二階に上がったら、自分は階段を上る勇気がないもんだからずっと下から上を見てたものです。
大きくなってからはうちの母親があまり動物を家に上げたがらない人なので外で飼ってましたが、近所の人がいつも家の方を見てる、って言ってたくらい寂しがり屋さんだったです。家の中で飼いたかったな。

そしてこの子がまぁ言うことをきかない。
散歩してても引っ張るし、怒っても「まぁまぁ」って感じで肩に前足をかけられたりしましたよ。当時の調べでは、ハスキー犬は人に飼われだしてからの歴史が浅いから人の言うことをきかないのだ、みたいな。
まぁでもたぶん、賢い子は賢いんだと思いますが(;^ω^)
うちの子だって賢かったんです。おやつを目の前にすると、おすわりとかビシッと決めてたし(普段はだいだい片足ダラッとしてた)、お手もお代わりもシャシャッ!とやってました。
「おやつもないのにやってなんのメリットがあるの?」
と思ってたフシが・・・誰に似たんだか。

シャンプーは主に業者さんにやってもらってたのですが、洗い立てのこの子は本当に美しくて、キラキラで、散歩に行くと
「あら~綺麗なワンちゃんやね~」
と言われたりして。

散歩中、たまにこちらを見上げてくる目がまた綺麗で
「なんて別嬪ちゃんなの!」
と思ってたものです。
「ちゃんとついてきてるか~?」
と思われてたのかな。

で、このハスキーちゃんがちょっと犬とは思えないというか・・
犬は飼い主に従順って聞いてたんやけどな!みたいな気ままさで、
あまりにいうことを聞かないときは手が出てしまってたけど、
叩かれるからやめよう、じゃなくて叩いてくるから避けよう、みたいにかわされてたし。
散歩中、ひっぱるから軽く足を踏んづけたりしたら絶対痛くないのに大袈裟に「キャン!」って言ったり。
たまにつねったりしてもつねり返してくるんです!
一生懸命、肉球を広げて押し付けて、挟もうとしてた。
あれは絶対、マネしてた。

そしてある日、なんかこの子、ネコっぽいな~と思って、ふと思い出したのです。子供の頃、よく目の前に現れた縞茶の子猫ちゃんのことを・・・
リリーちゃんって名付けてたなぁ、って。
そういえばこの子(ハスキー)、ネコが顔を洗うみたいな仕草もするし、ネコみたいに体を押し付けてくる~!って。
リリーちゃんがいなくなってから20年位経ってたけど、本当に唐突に、
この子、リリーちゃんの生まれ変わり?!という考えが頭に浮かんだのです。
で、そのとき久しぶりに泣いた。

そのハスキーちゃんもだいぶ前に亡くなり、今はみかんさんがペットとして我が家にいるわけですが、
みかんさんがこのハスキーちゃんにインコなのになんだか性格が似ていて・・・
自分の遊びを邪魔されたら大袈裟に騒いだりするところや寂しがりなところ。言うことなんて聞かないところ(≧▽≦)。
生まれ変わりって本当にあって、今度はインコに生まれ変わってそばにいてくれてるのかな?と思ったりします。

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