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noteの有料小説記事は売れるのか?(設定後一ヶ月経って)

結論:みかんの私感ですが、小説に関していえば、第三者の紹介や、評価、校閲等何かしら手が入らないと難しいかも。

こんにちは、みかんです。自作の一次創作の小説を有料記事で公開してから、早一ヶ月経っていました。有料記事を設定する前、みかんもそうでしたが、実際のところ売れるのか? という疑問と、そこに大して率直な回答を欲している方もおられることではないかと思いまして。ちょうど公開から約一ヶ月、どうであったのか? というのをここで発表させていただきたいと思い、こうして記事を書いてみたわけです。

で、結論。2020年4月20日から有料記事を公開し、5月17日現在、


「2冊売れましたーーーー!!(絶叫)」


ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございますうう(涙)


noteで購入いただいた方のお一人は、ずっと応援してくださっている方(もう足を向けて寝れない)。もうお一方は全く存じ上げない方でして……すごくうれしくて、画面を見ていい歳して泣きました。

一方「エブリスタ」でも同じ金額、300円で有料公開させていただいております。こちらは本編を一週間のうち何人の方が読んでくださったか、アクセス数から大まかに算出できまして、一週間に2〜3人のユーザー様が本編を完結まで読んでくださり、ほぼ全員が番外編「落花流水」の試し読みをしてくださるのですが、いまだ購入に関してはしていただけておらず……。私の力不足です……(どよーん)。

結果、一ヶ月で本編、番外編ともに、約10数名の方が読んでくださり、そのうち購入いただいた方は1割程度、となりました。

今回本編は無料、番外編は有料としているため、本編がどれだけ魅力的に書けていたかと言うところも考慮に入れなければならないですが、一ヶ月やってみて思ったのは、

「自分の力だだけで、文章を売るのは難しい」

これだと思います。

と言うのも、この「雨夜の星」と言う作品は、「エブリスタ」と言う投稿サイトで、特集で紹介されたことがあるため、作品紹介画面で「特集されました」マークがついているんです。これにより「ある程度内容が第三者により保証されている」という宣伝になっているらしく、2018年から公開していますが、二年近くたった今でも、過疎な「歴史カテゴリー」に身を置きながらも、アクセス数がそれなりに見込めているんですね。

それと「LINEノベル」。いろいろ書いちゃったけれどもあそこにも作品を置いてありまして、どなたか存じませぬが「レビュー」を入れてくださったんです。そのせいか、作品完結しているのですが、いまだにランキング10位以内に入ることがあり、アクセス数もその際はある程度回り、読者の皆様に読んでもらえているように思います。

他にも小説家になろう、マグネットともに、レビューをいただいた作品はやはりないものに比べて、アクセス数が断然違いますね。

つまり、第三者の力がないと、一次創作はなかなか作品も手にとってもらえないのではないかと思うんです。

で、さらにそれ以降の番外編「落花流水」ですが、こちらに関しては、第三者の紹介は全くありません。

購入に行き着くかは、本編がどれだけ面白く書けていたかによるところもあるはずなので、一概には言えないですが、読者様は購入する際、

「これ、ちゃんと中身面白いのかな? 質が保証されているのかな?」

って悩まれていると思うんです。私もそうですし。紙の本でしたら本屋さんでパラパラっと立ち読みできますし、何より出版社さんが間に入り、きちんと校閲、校正されています。保証があるので安心して買えます。

しかしこういう有料記事や、電子書籍、特に小説となると個人で出しているものですから、独りよがりになってないかとか、内容が面白いかって、誰も保証してくれないし、外からではなかなか推し量れません。どういう作者さんか人となりが分かれば買ってもらえるかもしれませんが、ネットですし。全く知らない人から買えるかというと……難しいですよね。しかも支払い方法も簡単にできるかできないか、持っているアプリやカードが使えるか、というところがかなり重要になってくると思います。

というわけで、これから電子書籍や、こういう有料記事はネット界でどんどん一般的になっていくかと思いますが、売れるか売れないか、ビジネスになるかならないかは、編集さんの立場となる、第三者さんの力が必ず必要になるのではないかと思います。会社の監査じゃないけれど、内容を精査して、読者様に面白さの保証してくれる第三者機関。それと登録が簡単でパッと決済できる仕組み。これがあれば、もっと売れるんじゃないかと。

結局、他力本願かよ! っていう結末になっちゃいましたが(おい笑)。

とまあ、金額的には少なく見えるかもしれませんが、みかんに取っては、このお金は本当に価値のある大切な報酬となりました。

実はそれ以外に、新連載始めた方の小説にも、投げ銭してくださった方が何人かいらして……先日、その大切なお金を握りしめて、近所のカフェで美味しいコーヒーをテイクアウトして家で飲みました。うん十年生きてきて、一番美味しいコーヒーでした……そして。もっと面白いものを、いい物語を書こう! ってすごくやる気が出ました。結果、今も体調万全とは言えませんが、毎日少しずつ書き続けています。

質の良い物語がたくさんネットで生まれるには、「報酬」というものは恐らく絶対必要だと思います。そのために、今までにないより良い仕組みが導入されるのを、心待ちにしています。これとか(笑)

今からどんな風になるか、期待しつつ、楽しみにしています♪

宜しければ、作品執筆のエネルギーとなりますコーヒー、スイーツのサポートをお願い致します〜(涙)いただいたサポートを糧に、より良い作品が生み出せるよう精一杯頑張ります!