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「金持ちが勝ち」の世の中でいいのか?

「自分の才能をのびのび伸ばすことができた男性は、もともと子どもに投資を惜しまないゆとりのある家庭の出身者が多いものです」

https://president.jp/articles/-/52292?page=1

久々に上野千鶴子先生の言葉を読んですっとした。僕は男性だし、フェミニストではない。ただ上野先生の言葉はすっと入ってくる。

僕はカッとなる癖がある。腹が立つと結構ものにあたってしまうし、ゲームを壊して妻に呆れられたりもする。でも、深い所で本当に腹が立つのは世の中の経済格差の問題だ。

投資を2年やってみて感じること。金持ちが圧倒的に有利だ。もうやめようかと気持ちが折れそうになっている。

仕事でのキャリア。多くの選択肢の中で経験を積める富裕層出身者が圧倒的に有利だ。努力だけでどうにもならない。

金持ちは喧嘩しない。自らが有利な立場であることを見せるのは愚かなことだからだ。あたかも皆平等であるがごとく、その中で努力したようにふるまう。

僕は小さな頃から親に「すぐすねる」と叱られていた。そういった感情が人より多い人間なのだろう。ひがみっぽいのかもしれない。

ただ、競争は同じ条件で戦いたいというだけなのに。建前だけの平等が多すぎる。そういう不条理の中で怒りをどのように表せばよいのか。

たまにこうしてとりとめのない文章を書いてしまうと思う。ないものねだりになるかもしれない。でもくやしいから。ちやほやされる人が勝ちという世の中がね。


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