ニチアサの話がしたい vol,199
■今週のガッチャード
・来たぞ!われらの加治木回
今週の『ガッチャード』44話「ディープな記憶が開くとき」は、かの名作・修学旅行編を担当された長谷川圭一先生による「続・加治木&聖回」。私も常々「聖さんは修学旅行編だけで終わるのはもったいない。是非再登場を!」と思っていたので念願叶ってうれしい限りだ。
と、言いつつ物語は加治木ではなくラケシスの人間化計画の途中報告からスタート。鏡花曰く、ラケシスの中にはモデルとなった人間の因子があり、記憶消去の逆の術を施すことでその因子を活性化させ、ラケシスの肉体組織をより人間に近付けられるのではないかという。感情面では着実に人間らしくなっており、先日行った夏祭りでも自然な笑顔を見せるようになったとスライドを写す鏡花。エッ!なんなのこの楽しそうな夏祭り!これ写真だけじゃなく映像で観せていただけます!?!?と思わず身を乗り出しつつ、「それにしてもこの流れからどうやって加治木の話になるのんだ!?」と思っていたのが、この夏祭りの写真を見ている宝太郎がどんどん暗くなっていく加治木の変化に気付き、アカデミーを飛び出し親友の元へ駆けつける!という形で今度は一気に加治木に話がベクトルが向く、さすが長谷川先生と言うべき技アリな話運びにアバンからグッと引き寄せられる。
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