見出し画像

息子K 3歳児健診で○○検査にひっかかった話1

3歳児健診。
それは3歳になったら受ける健診。(説明雑すぎ?)

市区町村が実施しています。
心身の発達、言葉の発達と大きくなって来た子が無事に育っているか診てくれます。

健診は何一つ問題なく終わってくれたらいいと思う親心。
たいていの場合はその通り、「問題ありませんでした」で終わりますが、うちの息子のように何かで引っかかる子も少なからずいるわけです。


さて、時を遡りましょう。あれは数ヶ月前。

息子K生まれて初めての3歳児健診

おっと、生まれて初めては当然ですね。3歳児をループするなんて普通の人間には不可能なわけですから。

ある晴れた日。Aちゃんが生まれる前、妻が臨月なので私がKと一緒にすこやかセンターなる場所へ行き健診を受けて来ました。

尿検査

まず最初に受付で事前に送られて来ていた尿検査の容器に入れたおしっこを提出します。

3歳児の尿検査。
これはほとんどの親御さんが頭を悩ませたのではないでしょうか?
なぜって3歳になりたてでトイレでできるってすごいことですよね?
まだまだオムツの子も多いと思います。
しかも、朝一のおしっこですよ。トイレできる子でも寝てる間にでちゃってて「でない~」っていう事態も考えられます。

まぁ、採取できなかったときはまた今度出してください。と再検査になるんでしょうが、二度手間は遠慮したいですよね!

というわけで、どうやったら採取できるかを便利なヤホーでググっていいアイディアを見つけるわけです!

そしてら、ありました!
オムツの中にティッシュやコットンを仕込み、染み込んだおしっこを絞って容器に入れるという隠し技!

やり方は意外と簡単で。吸水シートがコットンのおしっこを吸収しないようにラップでガードするようにしてオムツに入れておくだけ!
もし今度機会があればやってみてください!

尿検査の結果はすぐに出て、なにも問題なかったです。よかった!

ちなみに、たんぱくが出たり、血液が混ざってたりすると大きな病院で再検査とかあるんですよね。

そして、次は

言葉の発達を診る面談

実は息子Kは1歳半検診で言葉の発達がゆっくりということで引っかかりました。
そのときは別に、妻も私も大して気にしていませんでした。
なぜなら、保育園に行っていないから言葉のシャワーを多く浴びてるわけでもないし、人見知りな性格なこともあり検診のとき反応が悪かったことがわかっていたから。

そして、今回は最初に簡単な面談で言葉の発達がどうなってるのか、専門の方が診てくださいました。

ここからのKがすごかった。
少し前からちょっとイヤな予感がしていたんですよね。
それで、まさかの展開。。。

自分の名前が言えないK

待合室で名前を呼ばれお部屋へ移動。
とてもやさしい雰囲気のお姉さんが担当です。
「よろしくお願いします」と始まり、「お名前は言えるかな?」と聞かれるK。

すでに人見知り発動中。
もじもじしてなんも言えねぇ状態。

「じゃあ、何歳ですか?」
得意な数字を聞かれ指で3を作ったK。

「すごーい」お姉さん褒め上手オーラ全開です。

「じゃあ、お名前言えるかな?」
再びもじもじしてしまうK。やはり言えない。

「じゃあ、これわかるかな?」と今度はいろいろな動物や物のイラストが描いてある紙を指さすお姉さん。

蚊の鳴くような声で「かさ」と答えたK。
「すごい、じゃあこれは?」
「ひこうき」
「すごい、これは?」
「ぞうさん」
「すごいね!」

K全問正解でした。
そうなんです。言葉はゆっくりだけど、理解力はあります!
Kも少しずつ調子が乗ってきました。
お姉さんの褒めがKの気持ちを盛り上げています!
褒めることで意欲を高めるいいスパイラルが生まれています!

「じゃあ、もう一回聞くね。お名前なんですか?」

「なっとうごはんです」

カオスの始まり

「すごーい! お名前言えたね!」今までで一番テンション高く褒めてくれるお姉さん。
モジモジしながら嬉しそうなK。

「もう一回言えるかな?」とお姉さん。
「さんさいなっとうごはんです」小さい声で答えたK。

「すごーい! 年齢も一緒に言えたね!」


いやいやいやいや!
ちょっと待って!
恐れていたことが、イヤな予感が当たってしまった!

実はKは少し前から名前を聞かれるとなぜか「好きな食べ物は?」と勘違いして『納豆ご飯です』というのです。(しかもなぜか渋いチョイス)
もちろん毎回ではなく「ミカミK(仮名)です」とフルネームを言うこともあります。

それがこの大事な場面で食べ物バージョンで出てしまった!
まぁ、そこまではいいとしてお姉さん。
『なっとうごはん』を正解にしちゃったよ!!!

小さい声だからちゃんと聞き取れなかったけど、Kから言えましたオーラが出ていて言えたと思っちゃったのかな?


「すごいね! お名前も言えたしいろいろとわかってますね!」Kのすべてを受け入れ太鼓判を押してくれるお姉さん。
Kもなんだか褒められてなんだかいい感じです!

こうなってしまったら訂正するのが申し訳ない。。。
煌々と輝く2人の世界に正しさのメスをいれることができず「ありがとうございます」と謙遜する風にするしか答えることができなかった私です。

Kはもう納豆ご飯くんになりました。
たぶんもうしばらく自分の名前出て来ません。

Kの言葉の発達、認識力、理解力は問題ないということは私も保育士の経験からわかっているので、今回はこれでよかったです。

ただ、一回だけの面談でちょっと発達が怪しい子がこんな感じで通り抜けてしまい、正しい援助が受けられないということもあるんでしょうね。

リアルな3歳児検診を垣間見ました。


というわけで、尿検査も言葉や理解力の面でも問題がなかったK。
では、一体なんの検査で引っかかったのでしょうか?
身長体重か聴力か視力か虫歯かそれとも他の何かか。

続きはまた次回です。
楽しみに(?)お待ち下さい!


健診の思い出話とかあったらコメントしてください。
親にしかわからないカオスな状況ってありましたか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?